ねこぺんろ その0 ~予備知識編~ [遍路]
お正月にお約束させて頂いた四国遍路のお話をさせて頂きたいと思います。
そもそも、このブログを開設した目的のひとつがこの四国遍路の記録を書き綴ることでもありましたし、自分の記憶がまだ鮮明なうちに書いておかないと危険な気がしてきまして、今日からぼちぼちとスタートしていきます。相変わらずの不定期更新になると思いますし、前にお話ししたように写真の加工も必要ですので、ほんとにのんびりと行きますので、そのあたりはご了承ください。
さて、旅のお話をする前に四国遍路についてある程度の知識を持ってもらう必要があります。今回はこのお話をさせて頂きますので、予備知識がある方はスルーして下さい。ちなみにタイトルの「ねこぺんろ」は、「ねこのぽん」と「ぺんぎんのぺん」さんの遍路行記ですから、このような名前をつけてみました。
「四国遍路」「四国八十八箇所巡礼」、単に「遍路」といろいろと呼び方はありますが、この巡礼は、真言宗の開祖である弘法大師空海ゆかりの88のお寺をお参りするものです。お遍路さん(四国遍路の巡礼者のこと)や真言宗門徒の方は親しみを込めて、弘法大師のことを「お大師さま(さん)」と呼びますが、このお大師さまとご縁を結ぶことが四国遍路の目的です。そしてすべて廻り終えることを願いが結ぶと書いて「結願(けちがん)」といいます。
ちなみにぽんは真言宗門徒ではありません。ですから、お大師さんとのご縁は四国遍路に興味を持ったときに始まったと思います。そのあたりの理由は追々お話しする(しないかもw)として、お大師さまの話を少ししたいと思います。
弘法大師空海は奈良時代の終わりに現在の香川県善通寺市に生まれ、留学生として当時の中国・唐へ渡ります。中国で密教の極意を学び、瞬く間に体得した上で帰国し、その教えを体系立ててまとめあげ、真言宗を開きました。唐で密教を体得したときに師から「遍照金剛(へんじょうこんごう:あまねく照らすダイヤモンドの意)」との号を頂いており、真言宗門徒やお遍路さんたちはお大師さまに帰依するという意味で「南無大師遍照金剛」と唱えます。「南無阿弥陀仏」や「南無妙法蓮華経」などのお題目に当たる言葉ですね。
お大師さまは生まれが四国ということで、四国にはお大師さまゆかりの地がたくさんあります。誕生地に建てられた善通寺、幼年期に万民救済を願って身を投げたと言われる「捨身ヶ岳」、悟りを開いた御厨人窟(みくろと)をはじめ、数々のゆかりの地があります。このひとつひとつが四国遍路の札所であったり、別格20箇所と呼ばれる巡礼の札所であったりします。
ものすごく簡単に説明しましたが、お大師さまが活躍された時代背景とか、どのような活躍をされたのか、興味がある方はネットや本で調べて見てください。たくさん資料がありますから、困ることはないと思います。
ではお寺を廻って何をするのかってところのお話をしたいと思います。
四国遍路に限らず、「巡礼=スタンプラリー」って思ってる人いませんか?
確かにご朱印と呼ばれる印を頂きますが、これが目的ではありません。もちろん巡礼の証として記録に残るものですから、そういう側面があることも否定しませんが、本来の目的はお大師さまとご縁を結ぶことです。ましてや山門のところでポーズをとって写真を撮ることが目的ではありません。北の方の放送局が製作した某番組が企画としてやってましたよね。あの番組大好きですし、四国遍路に興味を持った一因でもありますから、否定はしませんけど、せっかく長い道のりを旅するんですから、なるべく本物の遍路をしたいじゃないですか。少し話がそれました。
札所での作法、お参りの仕方は、次のとおりです。
①山門で手を合わせてお寺に入る
②手と口を清める
③(しなくてもいいですが)鐘を突く
※お参り後は「出鐘(=出金・でがね)」と言って縁起が悪いので、お参り前に突きます
④本堂でお参りをする (ご本尊さまへのお参り)
⑤大師堂でお参りをする(お大師さまへのお参り)
⑥納経所でご朱印を頂く
⑦山門でお寺に向って手を合わせてから、お寺を出る
④⑤についてはもう少し詳しくお話しします。
お賽銭を入れて、手を合わせるだけでももちろんいいんですが、今回はお経をあげて、納め札という札を納めることにしました。納め札というのは仏様に渡す名刺みたいなものだと考えてください。こちらがその納め札です。
昔は木でできた板に自分の名前を書いて、お寺の柱などに打ち付けていたそうで、その名残から、四国遍路で札所を廻ることを「打つ」といいます。今はお遍路さんも増えましたから、みんながそんなことをしてたら、お寺が壊れちゃいますよね。だから紙製の札になったようです。
唱えるお経は次の通りです。
1.開経偈(かいきょうげ) 1回
2.般若心経(はんにゃしんぎょう) 1回
3.ご本尊真言(ごほんぞんしんごん) 3回 ※大師堂では唱えません
4.光明真言(こうみょうしんごん) 3回
5.大師宝号(だいしほうごう) 3回
6.回向文(えこうのもん) 1回
それぞれのお経について知りたい方はググってください。
わりと有名なお経ばかりです。大師宝号が先に出てきた「南無大師遍照金剛」ですね。
これが正式と決まってるわけではなく、いろいろなお経がありますので、何を唱えるかはその人の自由です。まぁ、これが一般的だと思います。たくさんの札所を廻らなくてはならないので、あまり長々と唱えられないという面もありますし。
お経を唱える代わりに写経したお経を納める方法もあります。というか、本来はそちらが正式だそうです。納め札や写経を納める箱はお賽銭箱の横に備えられています。
ものすご~く簡単な説明でしたが、わかりましたでしょうか?
なんとなくわかっていただければ大丈夫だと思いますので、ご安心下さい。
それでは、次回からようやく本編スタートです。(たぶんw)
出発の時の写真を貼っておきます。
車に上に見えるのは同行者ですw 詳しいお話はいずれ本編で。
そもそも、このブログを開設した目的のひとつがこの四国遍路の記録を書き綴ることでもありましたし、自分の記憶がまだ鮮明なうちに書いておかないと危険な気がしてきまして、今日からぼちぼちとスタートしていきます。相変わらずの不定期更新になると思いますし、前にお話ししたように写真の加工も必要ですので、ほんとにのんびりと行きますので、そのあたりはご了承ください。
さて、旅のお話をする前に四国遍路についてある程度の知識を持ってもらう必要があります。今回はこのお話をさせて頂きますので、予備知識がある方はスルーして下さい。ちなみにタイトルの「ねこぺんろ」は、「ねこのぽん」と「ぺんぎんのぺん」さんの遍路行記ですから、このような名前をつけてみました。
「四国遍路」「四国八十八箇所巡礼」、単に「遍路」といろいろと呼び方はありますが、この巡礼は、真言宗の開祖である弘法大師空海ゆかりの88のお寺をお参りするものです。お遍路さん(四国遍路の巡礼者のこと)や真言宗門徒の方は親しみを込めて、弘法大師のことを「お大師さま(さん)」と呼びますが、このお大師さまとご縁を結ぶことが四国遍路の目的です。そしてすべて廻り終えることを願いが結ぶと書いて「結願(けちがん)」といいます。
ちなみにぽんは真言宗門徒ではありません。ですから、お大師さんとのご縁は四国遍路に興味を持ったときに始まったと思います。そのあたりの理由は追々お話しする(しないかもw)として、お大師さまの話を少ししたいと思います。
弘法大師空海は奈良時代の終わりに現在の香川県善通寺市に生まれ、留学生として当時の中国・唐へ渡ります。中国で密教の極意を学び、瞬く間に体得した上で帰国し、その教えを体系立ててまとめあげ、真言宗を開きました。唐で密教を体得したときに師から「遍照金剛(へんじょうこんごう:あまねく照らすダイヤモンドの意)」との号を頂いており、真言宗門徒やお遍路さんたちはお大師さまに帰依するという意味で「南無大師遍照金剛」と唱えます。「南無阿弥陀仏」や「南無妙法蓮華経」などのお題目に当たる言葉ですね。
お大師さまは生まれが四国ということで、四国にはお大師さまゆかりの地がたくさんあります。誕生地に建てられた善通寺、幼年期に万民救済を願って身を投げたと言われる「捨身ヶ岳」、悟りを開いた御厨人窟(みくろと)をはじめ、数々のゆかりの地があります。このひとつひとつが四国遍路の札所であったり、別格20箇所と呼ばれる巡礼の札所であったりします。
ものすごく簡単に説明しましたが、お大師さまが活躍された時代背景とか、どのような活躍をされたのか、興味がある方はネットや本で調べて見てください。たくさん資料がありますから、困ることはないと思います。
ではお寺を廻って何をするのかってところのお話をしたいと思います。
四国遍路に限らず、「巡礼=スタンプラリー」って思ってる人いませんか?
確かにご朱印と呼ばれる印を頂きますが、これが目的ではありません。もちろん巡礼の証として記録に残るものですから、そういう側面があることも否定しませんが、本来の目的はお大師さまとご縁を結ぶことです。ましてや山門のところでポーズをとって写真を撮ることが目的ではありません。北の方の放送局が製作した某番組が企画としてやってましたよね。あの番組大好きですし、四国遍路に興味を持った一因でもありますから、否定はしませんけど、せっかく長い道のりを旅するんですから、なるべく本物の遍路をしたいじゃないですか。少し話がそれました。
札所での作法、お参りの仕方は、次のとおりです。
①山門で手を合わせてお寺に入る
②手と口を清める
③(しなくてもいいですが)鐘を突く
※お参り後は「出鐘(=出金・でがね)」と言って縁起が悪いので、お参り前に突きます
④本堂でお参りをする (ご本尊さまへのお参り)
⑤大師堂でお参りをする(お大師さまへのお参り)
⑥納経所でご朱印を頂く
⑦山門でお寺に向って手を合わせてから、お寺を出る
④⑤についてはもう少し詳しくお話しします。
お賽銭を入れて、手を合わせるだけでももちろんいいんですが、今回はお経をあげて、納め札という札を納めることにしました。納め札というのは仏様に渡す名刺みたいなものだと考えてください。こちらがその納め札です。
昔は木でできた板に自分の名前を書いて、お寺の柱などに打ち付けていたそうで、その名残から、四国遍路で札所を廻ることを「打つ」といいます。今はお遍路さんも増えましたから、みんながそんなことをしてたら、お寺が壊れちゃいますよね。だから紙製の札になったようです。
唱えるお経は次の通りです。
1.開経偈(かいきょうげ) 1回
2.般若心経(はんにゃしんぎょう) 1回
3.ご本尊真言(ごほんぞんしんごん) 3回 ※大師堂では唱えません
4.光明真言(こうみょうしんごん) 3回
5.大師宝号(だいしほうごう) 3回
6.回向文(えこうのもん) 1回
それぞれのお経について知りたい方はググってください。
わりと有名なお経ばかりです。大師宝号が先に出てきた「南無大師遍照金剛」ですね。
これが正式と決まってるわけではなく、いろいろなお経がありますので、何を唱えるかはその人の自由です。まぁ、これが一般的だと思います。たくさんの札所を廻らなくてはならないので、あまり長々と唱えられないという面もありますし。
お経を唱える代わりに写経したお経を納める方法もあります。というか、本来はそちらが正式だそうです。納め札や写経を納める箱はお賽銭箱の横に備えられています。
ものすご~く簡単な説明でしたが、わかりましたでしょうか?
なんとなくわかっていただければ大丈夫だと思いますので、ご安心下さい。
それでは、次回からようやく本編スタートです。(たぶんw)
出発の時の写真を貼っておきます。
車に上に見えるのは同行者ですw 詳しいお話はいずれ本編で。
タグ:遍路
また遠出 [なんでもない話]
先週に引き続き、また所用で遠出です。三ヶ月に一度ずつの用事がふたつあるのですが、このところ、日程の設定が微妙で二週連続になっちゃいました。
写真は新幹線に乗るときのひそかな楽しみ、ミックスジュースです♪
新大阪でも、京都でも改札内で売ってます。
表ブログの方はお邪魔したお店の記事を用意しましたが、あいかわらずこちらの方で予定してる遍路記事はまだまだ準備中ですので、しばらくお待ちください。
写真は新幹線に乗るときのひそかな楽しみ、ミックスジュースです♪
新大阪でも、京都でも改札内で売ってます。
表ブログの方はお邪魔したお店の記事を用意しましたが、あいかわらずこちらの方で予定してる遍路記事はまだまだ準備中ですので、しばらくお待ちください。
タグ:なんでもない話
談山神社 [お寺]
聖林寺にお参りしたあと、つぎはどこのお寺に行こうかと思いましたが、お寺ではなく神社へ行くことにしました。比較的近い談山神社です。でも、さらに山奥へ進むので、細い道を走らなくてはいけませんし、バスで行くのならば、本数はあまり多くないです。1時間1本弱はありますから、行けないというほどではありませんが、駐車場から見た景色はこんな感じです。
ね、山でしょ?
この談山神社は藤原鎌足を祀った神社で、神社とはいいながら、創建当初は寺として建立されたものだそうです。同時に藤原鎌足を祀る神社としての役割も果たしていましたが、明治の廃仏毀釈の際に寺を廃して神社のみとなったそうです。このあたりの歴史に興味がある方はググってみてください。ぽんはあまりくわしくないです(^^;)
大きな神社は一人の神様だけでなく、いろんな神様を祭る社が並んでいることが多いですが、ここもその例に漏れず、〇〇末社と書かれた社がいくつもあり、神様のオンパレードでした。
ということで、寺には詳しいくせに神社のことはからっきしなぽんにはとてもひとつずつ説明できそうにありませんので、写真をずらずら並べるだけでご勘弁下さい。
ここは桜と紅葉の名所だそうですので、また季節が良いときに行ってみたいと思います。
混むかな?
では、写真をどうぞ。
極めつけは十三重塔ですよ。
これが十三重塔です。
この重なりが美しいですよね。
で、こちらが本殿を拝むための拝所です。
本殿がこちら。
拝所を出て、少し下ると「むすびの岩座」があります。
お賽銭をして、この岩をなでるといろんな縁が結べるのだとか。
…。
ちゃりん。なでなで。
あ、みなさんといいご縁が結べるようにってお願いしたんですよ(^^;)
下心は少ししかないですw
さらに進むと恋神社。
…。
ちゃりん。ぱんぱん。
みなさんの良縁をお願いしてきました。
これはほんとです。
…ほんとだってば。
ね、山でしょ?
この談山神社は藤原鎌足を祀った神社で、神社とはいいながら、創建当初は寺として建立されたものだそうです。同時に藤原鎌足を祀る神社としての役割も果たしていましたが、明治の廃仏毀釈の際に寺を廃して神社のみとなったそうです。このあたりの歴史に興味がある方はググってみてください。ぽんはあまりくわしくないです(^^;)
大きな神社は一人の神様だけでなく、いろんな神様を祭る社が並んでいることが多いですが、ここもその例に漏れず、〇〇末社と書かれた社がいくつもあり、神様のオンパレードでした。
ということで、寺には詳しいくせに神社のことはからっきしなぽんにはとてもひとつずつ説明できそうにありませんので、写真をずらずら並べるだけでご勘弁下さい。
ここは桜と紅葉の名所だそうですので、また季節が良いときに行ってみたいと思います。
混むかな?
では、写真をどうぞ。
極めつけは十三重塔ですよ。
これが十三重塔です。
この重なりが美しいですよね。
で、こちらが本殿を拝むための拝所です。
本殿がこちら。
拝所を出て、少し下ると「むすびの岩座」があります。
お賽銭をして、この岩をなでるといろんな縁が結べるのだとか。
…。
ちゃりん。なでなで。
あ、みなさんといいご縁が結べるようにってお願いしたんですよ(^^;)
下心は少ししかないですw
さらに進むと恋神社。
…。
ちゃりん。ぱんぱん。
みなさんの良縁をお願いしてきました。
これはほんとです。
…ほんとだってば。
聖林寺 [お寺]
毎日毎日、寒いですねぇ
風邪なんかひいてませんか?
こう寒いと、好きなお寺へもなかなか足がむかなくてorz
お寺って、寒いですよね
でも、お寺の方が呼んでるのか、うずうずとするときがあるんですよね。
今回も無性にお寺に行きたくなりまして、ちょっと行ってきました。
仏像好きな方ならご存知の、とても美しい仏様のおられるお寺です。
ぽんの目当てはその仏像ではなく、ご本尊さんの方なんですが。
今回行ってきたのは、聖林寺さんです。
奈良県中部の桜井市にある尼寺で、国宝の十一面観音でとても有名です。
そんなに大きなお寺ではなく、住宅地の近くにあるので、身近なかんじがします。
仏像は例によって撮影禁止ですので拾い物写真ですが、お寺の雰囲気をお楽しみ下さい。
少し山を登って、駐車場に車をとめるとすぐ看板があります。
さらに坂を上るとお寺の石垣が見えます。
さらに階段を少し上がると山門です。
山門をくぐると左手に梵鐘
正面に本堂があります。
本堂の中に入ると大迫力のご本尊さまの地蔵菩薩。
ぽんの目的はこのお地蔵さまです。
ぽんはお地蔵さまが大好きなんですよ(^^)
なんか、ほっとしませんか?
他にも阿弥陀さまなどもおられますが、写真がないので(^^;)
本堂の奥から観音堂へむかいます。
さらに階段を上りますよ。写真は無いです。
で、こちらが有名な十一面観音様。
美術の教科書とかに名前が出てくる、明治の東洋美術研究家のフェノロサさん大絶賛の仏像だそうです。
勉強は♪ららら…wなので、そっち方面は詳しくないですが、とても美しいプロポーションで、美術品としても価値があると言われれば、そうだろうなと感じます。あんまりそういう目で見たことが無いのでよくわかんないですが。
さて、ぽんは昨年結願した四国遍路、名古屋三弘法、おととし結願の大和十三仏、現在不定期巡礼中の西国巡礼と、いわゆる「巡礼」についてはご朱印を頂いてるんですが、巡礼ものではないお寺ではご朱印を頂いたことがありません。でも、先日、仲良くして頂いてるサチコさんがご朱印デビューをされたと聞きまして、ぽんも単発のお寺でもご朱印を頂くことにしました。ここが初になりますね。
こちらがご本尊の地蔵菩薩さまのご朱印
こちらが十一面観音さまのご朱印です。
やっぱり、お寺はいいですね。
風邪なんかひいてませんか?
こう寒いと、好きなお寺へもなかなか足がむかなくてorz
お寺って、寒いですよね
でも、お寺の方が呼んでるのか、うずうずとするときがあるんですよね。
今回も無性にお寺に行きたくなりまして、ちょっと行ってきました。
仏像好きな方ならご存知の、とても美しい仏様のおられるお寺です。
ぽんの目当てはその仏像ではなく、ご本尊さんの方なんですが。
今回行ってきたのは、聖林寺さんです。
奈良県中部の桜井市にある尼寺で、国宝の十一面観音でとても有名です。
そんなに大きなお寺ではなく、住宅地の近くにあるので、身近なかんじがします。
仏像は例によって撮影禁止ですので拾い物写真ですが、お寺の雰囲気をお楽しみ下さい。
少し山を登って、駐車場に車をとめるとすぐ看板があります。
さらに坂を上るとお寺の石垣が見えます。
さらに階段を少し上がると山門です。
山門をくぐると左手に梵鐘
正面に本堂があります。
本堂の中に入ると大迫力のご本尊さまの地蔵菩薩。
ぽんの目的はこのお地蔵さまです。
ぽんはお地蔵さまが大好きなんですよ(^^)
なんか、ほっとしませんか?
他にも阿弥陀さまなどもおられますが、写真がないので(^^;)
本堂の奥から観音堂へむかいます。
さらに階段を上りますよ。写真は無いです。
で、こちらが有名な十一面観音様。
美術の教科書とかに名前が出てくる、明治の東洋美術研究家のフェノロサさん大絶賛の仏像だそうです。
勉強は♪ららら…wなので、そっち方面は詳しくないですが、とても美しいプロポーションで、美術品としても価値があると言われれば、そうだろうなと感じます。あんまりそういう目で見たことが無いのでよくわかんないですが。
さて、ぽんは昨年結願した四国遍路、名古屋三弘法、おととし結願の大和十三仏、現在不定期巡礼中の西国巡礼と、いわゆる「巡礼」についてはご朱印を頂いてるんですが、巡礼ものではないお寺ではご朱印を頂いたことがありません。でも、先日、仲良くして頂いてるサチコさんがご朱印デビューをされたと聞きまして、ぽんも単発のお寺でもご朱印を頂くことにしました。ここが初になりますね。
こちらがご本尊の地蔵菩薩さまのご朱印
こちらが十一面観音さまのご朱印です。
やっぱり、お寺はいいですね。
準備ちゃくちゃく [お寺]
いつもの大安寺さんに行ってきました。
しばらくばたばたと忙しく、ぽんにしてはひさびさです。
すると雨の中、お坊さんたちがいそいそと働いてます。
他にもたくさんの人が…
雰囲気もずいぶんと変わってました。
あ、忘れてました。
この大安寺さん最大のイベント「がん封じ笹酒祭」(正しくは光仁会)が明日に迫ってました。
普段は静かな大安寺さんも、年に2回の笹酒祭の日はたくさんの人でごった返します。
流れ作業でご祈祷を受けて、その一年の健康を願い、竹の筒からお酒を注いでもらい、頂くという行事です。
一度だけ、お祭当日にご祈祷を受けたことがありますが、あまりの人の多さに疲れきってしまいました。
一度は見に行って頂きたい行事ですが、がん封じのご祈祷は毎日受けられますし、笹酒も頂けますから、ほんとにご祈祷を希望される方はぜひ普通の日に行ってみてください。
ほかにもおもしろい行事はたくさんありますが、明日の笹酒祭は残念ながら出勤ですので、前日レポだけしときます。
馬頭観音厄除法要と正御影供はたぶんレポできると思います。
というか、かなり楽しみな行事です。
しばらくばたばたと忙しく、ぽんにしてはひさびさです。
すると雨の中、お坊さんたちがいそいそと働いてます。
他にもたくさんの人が…
雰囲気もずいぶんと変わってました。
あ、忘れてました。
この大安寺さん最大のイベント「がん封じ笹酒祭」(正しくは光仁会)が明日に迫ってました。
普段は静かな大安寺さんも、年に2回の笹酒祭の日はたくさんの人でごった返します。
流れ作業でご祈祷を受けて、その一年の健康を願い、竹の筒からお酒を注いでもらい、頂くという行事です。
一度だけ、お祭当日にご祈祷を受けたことがありますが、あまりの人の多さに疲れきってしまいました。
一度は見に行って頂きたい行事ですが、がん封じのご祈祷は毎日受けられますし、笹酒も頂けますから、ほんとにご祈祷を希望される方はぜひ普通の日に行ってみてください。
ほかにもおもしろい行事はたくさんありますが、明日の笹酒祭は残念ながら出勤ですので、前日レポだけしときます。
馬頭観音厄除法要と正御影供はたぶんレポできると思います。
というか、かなり楽しみな行事です。
おもわず [なんでもない話]
気分が盛り上がらないときというものはあるもので、今そんなときみたいです。
気分転換に何かをすればいいんですが、今からちこっと長距離移動でそうもいきません。 こんなとき、たすけてくれるのが、人類の友、お酒です。
お酒は人と違って、うそはつきませんし、裏切ることもありません。それに自分の罪をお酒がかぶってくれるおかげでずいぶん助けられました。
そんな大親友を連れて旅路につきました。今日のおともはジントニックとモスコミュールです。駅のコンコースにあるお店で同道をお願いしました。
多い?
ハッピーアワーで安かったのもありますが、まぁ、いいじゃないですか。飲みたい気分の時もありますよ。親友に嫌われない程度に飲みたいと思います。
では、乾杯
気分転換に何かをすればいいんですが、今からちこっと長距離移動でそうもいきません。 こんなとき、たすけてくれるのが、人類の友、お酒です。
お酒は人と違って、うそはつきませんし、裏切ることもありません。それに自分の罪をお酒がかぶってくれるおかげでずいぶん助けられました。
そんな大親友を連れて旅路につきました。今日のおともはジントニックとモスコミュールです。駅のコンコースにあるお店で同道をお願いしました。
多い?
ハッピーアワーで安かったのもありますが、まぁ、いいじゃないですか。飲みたい気分の時もありますよ。親友に嫌われない程度に飲みたいと思います。
では、乾杯
タグ:なんでもない話
あれから14年ですか… [お知らせ]
柄にもない話かもしれませんが…
今年も各地でイベントが行われていますね。
関西では、この日にイベントや訓練を行うところも多いようで、うちの会社もいくつかの行事があります。
今年で14年。
10周年の年を除き、年々扱いが小さくなっていってます。
復興の証なのかもしれませんが、悲しい思いをした人以外は記憶も少しずつ薄れていってますよね。
当時の話をあまり詳しくすると年がバレそうですが、当時は大阪の高槻市に住んでまして、被害はほとんどありませんでした。でも、ニュースを見ながら、どんどん増えていく犠牲者の数を見ながら、「もう止まって!!」と胸が締めつけられる思いで、命の尊さを強く感じたものです。
実際に惨状を目の当たりにしたわけではありませんし、被害を受けたわけでもありませんから、いくら言葉を尽くしても軽い言葉にしかなりませんが、あのときの空気感は忘れることはないでしょうし、忘れるべきではないと思います。
当時を覚えている人は、思い出してください。
多くの人が同じように命の尊さを感じたと思います。
幸いにして被災しなかった人も、大切な人が無事であることを心から喜んだのではないでしょうか。
関西に住む者として、せめてこの日くらいは命の尊さを改めて見直すようにしたいと思います。
1月17日 午前5時46分。今年もまた、このときがやってきます。
合掌。
今年も各地でイベントが行われていますね。
関西では、この日にイベントや訓練を行うところも多いようで、うちの会社もいくつかの行事があります。
今年で14年。
10周年の年を除き、年々扱いが小さくなっていってます。
復興の証なのかもしれませんが、悲しい思いをした人以外は記憶も少しずつ薄れていってますよね。
当時の話をあまり詳しくすると年がバレそうですが、当時は大阪の高槻市に住んでまして、被害はほとんどありませんでした。でも、ニュースを見ながら、どんどん増えていく犠牲者の数を見ながら、「もう止まって!!」と胸が締めつけられる思いで、命の尊さを強く感じたものです。
実際に惨状を目の当たりにしたわけではありませんし、被害を受けたわけでもありませんから、いくら言葉を尽くしても軽い言葉にしかなりませんが、あのときの空気感は忘れることはないでしょうし、忘れるべきではないと思います。
当時を覚えている人は、思い出してください。
多くの人が同じように命の尊さを感じたと思います。
幸いにして被災しなかった人も、大切な人が無事であることを心から喜んだのではないでしょうか。
関西に住む者として、せめてこの日くらいは命の尊さを改めて見直すようにしたいと思います。
1月17日 午前5時46分。今年もまた、このときがやってきます。
合掌。
タグ:お知らせ
言い訳していいわけ?w [なんでもない話]
四国遍路シリーズ楽しみにしてる方いらっしゃいますか?
返事がないということで、いないですねw
などと書き込むとお叱りを受けそうなので、すこし言い訳をします(^^;)
今年の目標として、お正月に高らかに掲げた「四国遍路」の記録をつづっていく件ですが、意外とマンドクサイことがわかりまして、作業がすすんでおりません。というのは、四国遍路に出かけたおととし10月の時点では、古い古いデジカメしか持っておらず、撮影した写真がとても少ないんです。しかも、ほとんどの写真にはぽんか、ぺんさんのどちらかが写ってます。このブログはぽんのブログなので、ぺんさんの許可なく、ぺんさんをさらすわけにもいかず、かと言って、ぽんの姿を見せてしまうとぽんがテライケメンであることがばれてしまうという問題がありまして、写真を加工する必要があるということに気づきました。加工の方法もまだ勉強中のレベルです。その上、各札所で頂くご朱印とお姿(仏様の絵)も掲載したいですから、そちらの撮影もしなくてはなりません。
ということで、スタートはもう少しかかりそうです。
いろんなブログに顔を出してはコメしまくるコメ魔のぽんですが、こう見えても、今月はわりと忙しいもので、なかなかじっくり作業にかかれないんですよね。表ブログの料理記事の更新とか、コメつけまくりとかは問題ないんですけど。おかげで、最近、寺にも行ってないし…
…すべて、言い訳です。ごみんなさいw
返事がないということで、いないですねw
などと書き込むとお叱りを受けそうなので、すこし言い訳をします(^^;)
今年の目標として、お正月に高らかに掲げた「四国遍路」の記録をつづっていく件ですが、意外とマンドクサイことがわかりまして、作業がすすんでおりません。というのは、四国遍路に出かけたおととし10月の時点では、古い古いデジカメしか持っておらず、撮影した写真がとても少ないんです。しかも、ほとんどの写真にはぽんか、ぺんさんのどちらかが写ってます。このブログはぽんのブログなので、ぺんさんの許可なく、ぺんさんをさらすわけにもいかず、かと言って、ぽんの姿を見せてしまうとぽんがテライケメンであることがばれてしまうという問題がありまして、写真を加工する必要があるということに気づきました。加工の方法もまだ勉強中のレベルです。その上、各札所で頂くご朱印とお姿(仏様の絵)も掲載したいですから、そちらの撮影もしなくてはなりません。
ということで、スタートはもう少しかかりそうです。
いろんなブログに顔を出してはコメしまくるコメ魔のぽんですが、こう見えても、今月はわりと忙しいもので、なかなかじっくり作業にかかれないんですよね。表ブログの料理記事の更新とか、コメつけまくりとかは問題ないんですけど。おかげで、最近、寺にも行ってないし…
…すべて、言い訳です。ごみんなさいw