ぽんのひとりごと
https://pon41th.blog.ss-blog.jp/
~ぽん「勝手口」~お寺のことやなんでもないお話をしてます。ごはんとお酒のお話は「ぽんのごはん」(http://ponnnekosan.blog77.fc2.com/)へどうぞ
ぽん
2009-07-12T15:12:34+09:00
ja
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引越しします
https://pon41th.blog.ss-blog.jp/2009-07-12
長らくというほど長らくでもないですが、今までひそかにお楽しみ頂いておりました「ぽんのひとりごと」ですが、諸事情により、FC2の方へ引っ越すことに致しました。過去記事は移行するのが激しくめんどくさいので、そのままにしておきます。あのお寺、どんなんだったけ?っていうときにはこちらにもお運び頂けるとうれしいです。それでは、新天地でもよろしくお願い致します。新ブログ「ぽんのぽてぽて日記」
お知らせ
ぽん
2009-07-12T15:12:34+09:00
それでは、新天地でもよろしくお願い致します。
新ブログ「ぽんのぽてぽて日記」
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三室戸寺の紫陽花
https://pon41th.blog.ss-blog.jp/2009-06-14
また行きあたりばったりの記事の更新ですw今の時期は紫陽花が見ごろですよね。そう思うと居ても立ってもいられず、梅雨の晴れ間を見つけて、さっそく紫陽花の名所へ行ってきました。ぽんの自宅から一番近い紫陽花の名所というと、大和郡山の「矢田寺」が有名なのですが、何しろ本堂までの階段がキツいので、足腰のめっぽう弱いぽんは少しだけ足を伸ばして、京都の宇治にある三室戸寺さんへお邪魔することにしました。この三室戸寺は、光仁天皇の勅願により大安寺(いつもお邪魔しているお寺です)の僧・行表が創建したものだそうで、西国の十番札所でもあります。ぽんとぺんは現在、西国巡礼の途中ではありますが、三室戸寺のご結縁開帳の期間は10/1~11/30の期間だそうですので、今回はあくまでも紫陽花を見に行くことが目的です。ですから、お花の話をさせて頂きますが、この三室戸寺は、山全体が花に覆われていると言ってもよいほどの花の名所で、資料によれば、「5月は2万株のツツジ、一千本のシャクナゲ、6月は1万株のアジサイ、7月はハス、さらに秋は紅葉の名所にもなる」とのことです。紫陽花のピークには少し早かったようなのですが、圧倒されるボリュームと美しさを十分満喫することができました。こうして話ばかりしても、おもしろくないでしょうから、お寺とお花の写真をご覧いただきたいと思います。まずはお寺の写真から。とにかくお天気に恵まれたのがよかったです。境内にたくさん植えられているのは蓮だそうです。ここから、庭園とお花のターンです。いやぁ、くどいくらい貼ってしまいましたwでも、これでもセーブした方なんですよー実は撮影枚数は500枚以上あります。500枚も撮影してこのレベルかと言われそうですが、はい、そのとおりですw昔と違って今はデジカメですから、とにかく数を写すことができます。ですから、どんなに残念な腕でも、それだけ撮影すれば、すこしくらいはきれいな写真が撮れているというものですよね。
お寺
ぽん
2009-06-14T23:00:00+09:00
今の時期は紫陽花が見ごろですよね。
そう思うと居ても立ってもいられず、梅雨の晴れ間を見つけて、さっそく紫陽花の名所へ行ってきました。ぽんの自宅から一番近い紫陽花の名所というと、大和郡山の「矢田寺」が有名なのですが、何しろ本堂までの階段がキツいので、足腰のめっぽう弱いぽんは少しだけ足を伸ばして、京都の宇治にある三室戸寺さんへお邪魔することにしました。
この三室戸寺は、光仁天皇の勅願により大安寺(いつもお邪魔しているお寺です)の僧・行表が創建したものだそうで、西国の十番札所でもあります。ぽんとぺんは現在、西国巡礼の途中ではありますが、三室戸寺のご結縁開帳の期間は10/1~11/30の期間だそうですので、今回はあくまでも紫陽花を見に行くことが目的です。ですから、お花の話をさせて頂きますが、この三室戸寺は、山全体が花に覆われていると言ってもよいほどの花の名所で、資料によれば、「5月は2万株のツツジ、一千本のシャクナゲ、6月は1万株のアジサイ、7月はハス、さらに秋は紅葉の名所にもなる」とのことです。紫陽花のピークには少し早かったようなのですが、圧倒されるボリュームと美しさを十分満喫することができました。
こうして話ばかりしても、おもしろくないでしょうから、お寺とお花の写真をご覧いただきたいと思います。
まずはお寺の写真から。とにかくお天気に恵まれたのがよかったです。
境内にたくさん植えられているのは蓮だそうです。
ここから、庭園とお花のターンです。
いやぁ、くどいくらい貼ってしまいましたw
でも、これでもセーブした方なんですよー
実は撮影枚数は500枚以上あります。
500枚も撮影してこのレベルかと言われそうですが、はい、そのとおりですw
昔と違って今はデジカメですから、とにかく数を写すことができます。ですから、どんなに残念な腕でも、それだけ撮影すれば、すこしくらいはきれいな写真が撮れているというものですよね。
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ねこぺんろ その13 - 徳島市内
https://pon41th.blog.ss-blog.jp/2009-06-07
「ねこぺんろ」、ひさびさの再開です。ずいぶん間があいてしまって申し訳ないです。ちなみに、今年の5月にまわったお遍路話はぺんさんが担当してくれます。更新がかなりゆっくりだとは思いますし、はじめてのブログですので、なれないところもあるかと思いますが、ぽんのブログともども、ぺんさんのブログもよろしくお願いします。ぺんさんのブログ「ペ日記」はこちらです。このときは、前回の反省を踏まえ、写真もたんまり撮影しましたし、メインキャラクターもいるので、こっちのブログより楽しめると思います(^^;)さて、ぽんの方は1回目のお遍路の話を続けます。今回は文字ばっかりです。さーせん。2007年10月5日(金) 晴れ 最高気温27度(徳島県徳島市)11番札所藤井寺までの巡拝を終えて、予約を入れていた徳島市内のホテルに向かいます。ビジネスホテル笹田さんというごく普通のビジネスホテルです。さて、すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、ぽぺの巡礼の楽しみは夜にあります。お寺を回ってから、その地域のうまい肴でうまい酒をしこたま飲む、これがたまらんですよね。のん兵衛さんならわかるでしょ?ね?ね♪1日目を終えて、なれない遍路と団体に疲れきっていたぽぺが元気を維持していたのは、この夜の楽しみがあったからです。もちろん事前にしっかり調べてましたよー♪居酒屋評論家として有名な太田和彦さんが番組でも紹介していたお店が徳島市内にあったんです。「まるに寿司」さんというお店なのですが、威勢のいい大将が繰り出す活きのいい魚がとてもおすすめだそうで、「びんた一発(まぐろの頬肉焼き)」「ばくだん(お刺身のうに和え)」など、ネーミングのおもしろさも注目だそうです。このお店に行くことだけを楽しみに、藤井寺から徳島市内までの長い道のりも空腹に耐えてがんばってきました。ですから、ホテルに荷物を置いたら、さっそく出発です。道はとてもわかりやすく、ホテルからひたすらまっすぐ一本道を歩くだけです。結構な距離でしたが、うまい魚とうまい酒のためなら、平気平気♪ぽてぽてぽてぽて♪(足音です♪)まだかな?ぽてぽてぽてぽて…このへんのはずだけどなぁ…派手なのぼりが出てるはずだから、わからないはずはないんだけどな。定休日じゃないはずだし。ぽてぽてぽてぽてぽ…おかしい…。ん?まるに寿司さんがあるはずのあたりに空き店舗があります。おや?まさか…どうやら、まるに寿司さんは閉店されたようです。移転さ..
遍路
ぽん
2009-06-07T18:56:05+09:00
ずいぶん間があいてしまって申し訳ないです。
ちなみに、今年の5月にまわったお遍路話はぺんさんが担当してくれます。
更新がかなりゆっくりだとは思いますし、はじめてのブログですので、なれないところもあるかと思いますが、ぽんのブログともども、ぺんさんのブログもよろしくお願いします。
ぺんさんのブログ「ペ日記」はこちらです。
このときは、前回の反省を踏まえ、写真もたんまり撮影しましたし、メインキャラクターもいるので、こっちのブログより楽しめると思います(^^;)
さて、ぽんの方は1回目のお遍路の話を続けます。今回は文字ばっかりです。さーせん。
2007年10月5日(金) 晴れ 最高気温27度(徳島県徳島市)
11番札所藤井寺までの巡拝を終えて、予約を入れていた徳島市内のホテルに向かいます。ビジネスホテル笹田さんというごく普通のビジネスホテルです。
さて、すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、ぽぺの巡礼の楽しみは夜にあります。お寺を回ってから、その地域のうまい肴でうまい酒をしこたま飲む、これがたまらんですよね。のん兵衛さんならわかるでしょ?ね?ね♪
1日目を終えて、なれない遍路と団体に疲れきっていたぽぺが元気を維持していたのは、この夜の楽しみがあったからです。もちろん事前にしっかり調べてましたよー♪
居酒屋評論家として有名な太田和彦さんが番組でも紹介していたお店が徳島市内にあったんです。「まるに寿司」さんというお店なのですが、威勢のいい大将が繰り出す活きのいい魚がとてもおすすめだそうで、「びんた一発(まぐろの頬肉焼き)」「ばくだん(お刺身のうに和え)」など、ネーミングのおもしろさも注目だそうです。
このお店に行くことだけを楽しみに、藤井寺から徳島市内までの長い道のりも空腹に耐えてがんばってきました。ですから、ホテルに荷物を置いたら、さっそく出発です。
道はとてもわかりやすく、ホテルからひたすらまっすぐ一本道を歩くだけです。結構な距離でしたが、うまい魚とうまい酒のためなら、平気平気♪
ぽてぽてぽてぽて♪(足音です♪)
まだかな?
ぽてぽてぽてぽて…
このへんのはずだけどなぁ…
派手なのぼりが出てるはずだから、わからないはずはないんだけどな。
定休日じゃないはずだし。
ぽてぽてぽてぽてぽ…
おかしい…。
ん?
まるに寿司さんがあるはずのあたりに空き店舗があります。
おや?まさか…
どうやら、まるに寿司さんは閉店されたようです。移転されたのかもしれませんが、とにかく、このときの絶望と言ったら…orz
どうする?
でも、徳島って、お魚のおいしい店、他にもあるよね、たぶん…
適当にさがしてみよ…
ところが、携帯で検索しても出てくるお店は串焼きのお店ばかり。
魚モード全開だったぽぺはどうしても魚が食べたくて仕方ありません。
しかたなく、いかにも魚料理を出しますっていうお店に入ってみました。
お刺身の盛り合わせと2、3品頼みました。
まずはビールで乾杯。
ん?
ビール、あんまりうまくない…
あ、お刺身がきた。
これ、解凍ものだよね、たぶん。
お店の名誉のために店名は書きませんが、ありえないくらいおいしくなかったです。
お客さんも入ってませんでしたから、もう今はないんじゃないかな。とにかく、うまくないのよ。おさしみはスーパーの見切り品レベルです。
(ちなみに今年見に行ってみたら、看板はかかってましたが営業はしてませんでした)
…そうそうに切り上げて、次のお店を探します。
串焼きの店でもいっかと思いましたが、すでに満席のお店ばかりです。
席が空いてるお店はさっきの店のせいで、おいしくないかもと思うととても入る気になれません。駅前をとぼとぼと歩き回り、もうくたくたです。
ぺんさんはお怒りモードで凶暴になりかけてるし、ぽんもがっくりさんです。
そして2人が出した結論は…
もういい。目の前にある中華料理屋で餃子でビールでも飲もう…
失意のダウンタウン(BY トシ・クボタ)で下町モード全開なお店が目の前にあったので、なんとなく入りました。もう、なんでも良かったんですよ。まずくなければ。徳島には見切りをつけたつもりだったんです。
入ったお店の名前も覚えてないです。一龍だったか、一楽だったか、そんな名前です。
そして、とりあえず、ビール。
ん、うまい。ふつうはうまいよね。まずい方がおかしいよ。
餃子、うん、これはうまい♪
これなら、だいじょうぶかもと思って、ちゃんぽんと焼きそばもたべました。
キャベツたっぷりでおいしかったです。
ぺんさんもご満悦。よかった。
徳島市民の方には申し訳ないんですが、今年の5月にもう一度徳島に行くまで、徳島にはうまいものはないと思ってました。基本的に味濃いし…。(ぽぺは薄味好みですので)
幸い、今年の徳島市はおいしいもので迎えてくれましたよ。徳島市さん、疑ってごめんなさい。第一印象って怖いですね。
21時、ホテルに戻り、翌日の作戦会議開始。翌日は徳島県内の札所をすべて打ち終える予定で、日和佐あたりで宿を取ろうと電話でかけるもちょうどいい宿は見つからず、しかたなく、ペンションに予約を入れました。「しかたなく」というのは、ペンションが嫌いだというわけではなく、食事のおいしいペンションで朝食を食べずに出発する手はありえないので、出発が遅くなってしまうことを避けようとしていたためです。このときは後々苦しむことなど全く考えてもいなかったので、あっさりと「海の幸たっぷりのお料理」という宣伝文句に負けて、ペンションに予約を入れたのでした。
さぁ、いよいよ明日は最大の難所・12番焼山寺です。
とにかく早く起きて、目標の徳島県最後の札所23番薬王寺を目指そうと、早々と寝ることにしました。明日は5時半起き、6時半には出発の予定です。
ずっと運転していたぺんさんはぐっすりでした。
ぽんはなかなか寝付けず、ホテル内の自販機のお茶が売り切れていたので、ふらふらとホテルの向かいの自販機のところへお茶を買いに行きました。パンツ姿はまずかったかなw
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女人高野・室生寺
https://pon41th.blog.ss-blog.jp/2009-06-02
ぽんマニア向けのブログとして、URLは公にせずに気づいた人だけにお楽しみ頂いていたこちらの勝手口ブログですが、表のブログで「お寺の話も聞きたい」という声をちらほら聞きましたので、表ブログでもご紹介させて頂きました。初めてこちらへ来られた方、ようこそいらっしゃいました。こちらのブログはぽんのもうひとつの趣味である「巡礼」のことを中心に、ややマニア向けの内容となっております。表のブログは「コメントどしどしください」のスタンスでみなさんとの交流を目的としておりますが、こちらのブログはまったくの趣味の世界ですので、読み逃げでも構いません。コメを頂ければなおうれしいですが、そこにはこだわっておりませんので、表ブログ以上にまったりとして頂ければうれしく思います。さて、例のごとく、四国・西国・その他のお寺と行ったり着たりの更新です。四国遍路1順目の記事も、西国巡礼の記事もなかなか進まずサーセンw今回は先日お邪魔した室生寺さんのご報告です。室生寺は「女人高野」と呼ばれるお寺で、女人禁制であった高野山に対して、こちらは女性の参拝が許されていたことからこのような別称があるそうです。もちろん現在は高野山も老若男女を問わず、たくさんの人が参拝する聖地となっていますが、室生寺は「女人高野」の名にふさわしく、どこか女性的なしなやかさと清楚さを感じるお寺で、これまでに参拝したお寺の中でも大好きなお寺のひとつだったりします。中でも、おそらく日本で一番美しいと言っても過言ではない五重塔と金堂に安置された少女のようなかわいらしさも漂う十一面観音立像は、深き山中にひっそりたたずむその雰囲気とあわせて、室生寺のすばらしさを際立たせています。さすがに仏像の撮影はできませんので、ネットからの拾い物でご勘弁ください。室生寺は奈良市内からは車で1時間ほどの山中(宇陀市)にあります。山門もかなり立派です。国宝の金堂です。この中には同じく国宝の釈迦如来立像を中心に、十一面観音立像ほか、美しい仏像がずらりと並んでいます。特に十一面観音立像は、頬がぷっくりと膨らんで、少女のようなかわいらしさも漂うお姿です。こちらは弥勒堂。弥勒菩薩と釈迦如来坐像が安置されています。少しのぼって本堂。こちらも国宝です。ご本尊は如意輪観音さまです。なまめかしいお姿にきりりとした顔立ちが美しい。こちらはよさげな写真がなかったので、ご想像下さい。さらにのぼると五重塔。日本一の美しさだと言っても..
お寺
ぽん
2009-06-02T16:00:38+09:00
こちらのブログはぽんのもうひとつの趣味である「巡礼」のことを中心に、ややマニア向けの内容となっております。表のブログは「コメントどしどしください」のスタンスでみなさんとの交流を目的としておりますが、こちらのブログはまったくの趣味の世界ですので、読み逃げでも構いません。コメを頂ければなおうれしいですが、そこにはこだわっておりませんので、表ブログ以上にまったりとして頂ければうれしく思います。
さて、例のごとく、四国・西国・その他のお寺と行ったり着たりの更新です。
四国遍路1順目の記事も、西国巡礼の記事もなかなか進まずサーセンw
今回は先日お邪魔した室生寺さんのご報告です。
室生寺は「女人高野」と呼ばれるお寺で、女人禁制であった高野山に対して、こちらは女性の参拝が許されていたことからこのような別称があるそうです。もちろん現在は高野山も老若男女を問わず、たくさんの人が参拝する聖地となっていますが、室生寺は「女人高野」の名にふさわしく、どこか女性的なしなやかさと清楚さを感じるお寺で、これまでに参拝したお寺の中でも大好きなお寺のひとつだったりします。
中でも、おそらく日本で一番美しいと言っても過言ではない五重塔と金堂に安置された少女のようなかわいらしさも漂う十一面観音立像は、深き山中にひっそりたたずむその雰囲気とあわせて、室生寺のすばらしさを際立たせています。さすがに仏像の撮影はできませんので、ネットからの拾い物でご勘弁ください。
室生寺は奈良市内からは車で1時間ほどの山中(宇陀市)にあります。
山門もかなり立派です。
国宝の金堂です。
この中には同じく国宝の釈迦如来立像を中心に、十一面観音立像ほか、美しい仏像がずらりと並んでいます。
特に十一面観音立像は、頬がぷっくりと膨らんで、少女のようなかわいらしさも漂うお姿です。
こちらは弥勒堂。弥勒菩薩と釈迦如来坐像が安置されています。
少しのぼって本堂。こちらも国宝です。ご本尊は如意輪観音さまです。
なまめかしいお姿にきりりとした顔立ちが美しい。こちらはよさげな写真がなかったので、ご想像下さい。
さらにのぼると五重塔。日本一の美しさだと言っても過言ではない美しい塔です。
屋外にある五重塔としては日本で一番小さく、法隆寺の五重塔に次ぐ歴史を持つそうです。過去に台風でひどく傷ついたのを記憶されている方も多いと思いますが、今はすっかり修復されて美しい姿で楽しませてくれています。
ここから奥の院へ続くのですが、その道のりはかなり大変です。急な階段をひたすら上らなくてはいけません。
奥の院にある位牌堂の舞台部分です。
ようやく奥の院にたどりつきました。山門から数えて約700段の石段があるそうです。
こちらが弘法大師を祀る御影堂。この日は特別開扉の最終日で、とてもラッキーでした。
のぼることはできませんが、更に上、御影堂の横に石の塔があります。
帰り道は少しゆっくり歩いて、緑に囲まれた空間を楽しませてもらいました。
お寺についたときに曇りがちだったお天気もすっかり晴れ上がり、五重塔を輝かせます。
空の青と山の緑が美しく、疲れを忘れさせてくれるほどでした。
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ねこぺんろ2巡目
https://pon41th.blog.ss-blog.jp/2009-05-22
すっかりご無沙汰しちゃって、申し訳ありません。表のブログでもちこっとご報告させて頂きましたが、先日、四国遍路の2順目をスタートしました。前回はとにかく結願することを目的にスケジュールびっちりの「激闘!車遍路」でしたが、今回はとにかくゆっくりとまわることを目的とした「歩き&公共交通機関のまったり遍路」で回ることにしました。もちろん交通の便がいいとはいえない地域ですから車移動もありましたが、できるだけ歩きにこだわって、一寺の滞在時間にも制限を加えず、とにかくゆっくりと遍路を満喫してきました。当然、遍路の話題はこっちのブログでするべきなんですが、みなさんご存知の通り、まだ1順目の報告も11番札所で止まっているような状態です。今回の遍路では19番札所までの巡拝でしたから、同時進行するとわかりにくくなってしまいます。だからといって、1順目の報告が終わるまで待っていては、2順目の話がいつできるのか予測もたちません。最近、めっきり記憶力が弱まったぽんですので、それはあまりにも危険すぎますwwwで、どうすんの?どうしましょう…2つの方法を考えました。ひとつは実は5/15にスタートしてます。まだ軌道に乗ってないので、軌道に乗り次第、こちらのブログでご紹介したいと思います。おそらくこちらが2順目報告の柱になると思いますので、興味のある方は楽しみにお待ち下さい。こっちは今回の巡礼前からあっためてた企画なので、撮影もそのためにちょっと工夫してきたんですよ。ほんとにちこっとだけですけどね。あ、動画じゃないです。編集がマンドクサですからwもうひとつは、まだ思いついただけで準備段階ですので、本当にやるかどうかはわかりません。やり方としてはかなりお手軽なのですが、いろいろと準備が必要なものですから、こちらの方は期待しないで下さいねwほんとはね、ひとつめの方を早くご紹介したいんですが、作業が遅くってねwはっぱかけてますから、もう少しお待ちくださいな。(何やるか、わかっちゃったかな?w)次の更新がいつになるかわかりませんが、またお付き合いくださいね。ではでは。
遍路
ぽん
2009-05-22T19:16:40+09:00
表のブログでもちこっとご報告させて頂きましたが、先日、四国遍路の2順目をスタートしました。前回はとにかく結願することを目的にスケジュールびっちりの「激闘!車遍路」でしたが、今回はとにかくゆっくりとまわることを目的とした「歩き&公共交通機関のまったり遍路」で回ることにしました。もちろん交通の便がいいとはいえない地域ですから車移動もありましたが、できるだけ歩きにこだわって、一寺の滞在時間にも制限を加えず、とにかくゆっくりと遍路を満喫してきました。
当然、遍路の話題はこっちのブログでするべきなんですが、みなさんご存知の通り、まだ1順目の報告も11番札所で止まっているような状態です。今回の遍路では19番札所までの巡拝でしたから、同時進行するとわかりにくくなってしまいます。だからといって、1順目の報告が終わるまで待っていては、2順目の話がいつできるのか予測もたちません。最近、めっきり記憶力が弱まったぽんですので、それはあまりにも危険すぎますwww
で、どうすんの?
どうしましょう…
2つの方法を考えました。
ひとつは実は5/15にスタートしてます。
まだ軌道に乗ってないので、軌道に乗り次第、こちらのブログでご紹介したいと思います。おそらくこちらが2順目報告の柱になると思いますので、興味のある方は楽しみにお待ち下さい。こっちは今回の巡礼前からあっためてた企画なので、撮影もそのためにちょっと工夫してきたんですよ。ほんとにちこっとだけですけどね。あ、動画じゃないです。編集がマンドクサですからw
もうひとつは、まだ思いついただけで準備段階ですので、本当にやるかどうかはわかりません。やり方としてはかなりお手軽なのですが、いろいろと準備が必要なものですから、こちらの方は期待しないで下さいねw
ほんとはね、ひとつめの方を早くご紹介したいんですが、作業が遅くってねw
はっぱかけてますから、もう少しお待ちくださいな。(何やるか、わかっちゃったかな?w)
次の更新がいつになるかわかりませんが、またお付き合いくださいね。
ではでは。
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ご報告動画
https://pon41th.blog.ss-blog.jp/2009-05-02
こちらでは動画の話はあまりしないのですが、みなさんへのお知らせですので、ご紹介します。動画と表ブログの記事をご覧頂ければお分かり頂けると思いますが、先日からぺんさんと一緒に暮らし始めました。ぺんさんは以前にもこちらのブログでもぽんのお遍路仲間としてご紹介したことがあるので、記憶にある方もいらっしゃるかもしれませんが、実は女性でした。気づいていた方も多かったみたいですけど、さすがに彼女ですとは言いにくかったもので、ごまかしちゃいますたwとりあえず、表ブログの記事はこちらです。表ブログ『ぽんのごはん』「【ぽん&ぺん】塩ヨーグルト【料理祭出品作】」今後の活動については、前回の記事にまとめましたので、気になる方はそちらをご覧ください。それにしても、動画や表ブログ、もちろんこちらのブログもそうなんですが、ぽんの活動を陰に日向に応援して下さっている方のおかげで今まで活動を継続してこられたわけで、今こうして祝福コメを頂けるということも支えて下さったみなさんのおかげなんですね。本当に感謝です。いずれ、何らかの形でお礼をしたいと思います。またカクテル?う~ん、ちょっと考えます。そもそもこんな形で自分から何かを発信するなんてことはほんの1年前までは全く考えもつかなかったことで、こうしていることがとても不思議な気がします。でも、やってよかったなぁとしみじみ思いますね。特にこうした活動を始めるきっかけとなった方には、本当に感謝しています。もうお礼をいう機会もないかもしれない方もいらっしゃいますが、その方たちには実際に会ってお礼をしたい気持ちです。カクテルでもお見舞いしたいですねwなんか、まとまりのない記事ですが、とりあえずご報告です。こちらはぽんマニア向けの記事ということで、少しだけ、気持ち的なお話をさせてもらいました。更新の遅い勝手口ブログですが、こちらの方も末永くよろしくお願い致します。
お知らせ
ぽん
2009-05-02T14:58:34+09:00
動画と表ブログの記事をご覧頂ければお分かり頂けると思いますが、先日からぺんさんと一緒に暮らし始めました。ぺんさんは以前にもこちらのブログでもぽんのお遍路仲間としてご紹介したことがあるので、記憶にある方もいらっしゃるかもしれませんが、実は女性でした。気づいていた方も多かったみたいですけど、さすがに彼女ですとは言いにくかったもので、ごまかしちゃいますたw
とりあえず、表ブログの記事はこちらです。
表ブログ『ぽんのごはん』「【ぽん&ぺん】塩ヨーグルト【料理祭出品作】」
今後の活動については、前回の記事にまとめましたので、気になる方はそちらをご覧ください。
それにしても、動画や表ブログ、もちろんこちらのブログもそうなんですが、ぽんの活動を陰に日向に応援して下さっている方のおかげで今まで活動を継続してこられたわけで、今こうして祝福コメを頂けるということも支えて下さったみなさんのおかげなんですね。本当に感謝です。いずれ、何らかの形でお礼をしたいと思います。またカクテル?う~ん、ちょっと考えます。
そもそもこんな形で自分から何かを発信するなんてことはほんの1年前までは全く考えもつかなかったことで、こうしていることがとても不思議な気がします。でも、やってよかったなぁとしみじみ思いますね。特にこうした活動を始めるきっかけとなった方には、本当に感謝しています。もうお礼をいう機会もないかもしれない方もいらっしゃいますが、その方たちには実際に会ってお礼をしたい気持ちです。カクテルでもお見舞いしたいですねw
なんか、まとまりのない記事ですが、とりあえずご報告です。
こちらはぽんマニア向けの記事ということで、少しだけ、気持ち的なお話をさせてもらいました。
更新の遅い勝手口ブログですが、こちらの方も末永くよろしくお願い致します。
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棚卸
https://pon41th.blog.ss-blog.jp/2009-04-29
おひさしぶりです。最近サボり気味のぽんですwいろいろと生活に変化がありまして、あらためてご報告させて頂くつもりですが、自分の活動を整理するにはいい機会だと思いますので、棚卸をしてみたいと思います。口調は語りかけ口調ですが、あくまでも、個人的なメモですので、ご了承下さい。【ブログ】「ぽんのごはん」(http://ponnnekosan.blog77.fc2.com/)不定期更新(だいたい3日おきくらい)主におうちでごはん、おそとでごはん、お酒について書いています。一応メインブログと位置づけてまして、「表」と読んでいます。主な活動は表のブログを軸に行なっていきたいと思ってますので、仲良くしてやってもいいよって方、表のブログから話しかけてくださるとうれしいです。表のブログは動画同様、コメを頂けることが無上の喜びですので、遠慮なく声をかけてやって下さい。実は最近、アクセス数・コメント数ともに減少気味なのが少しさみしかったりして。更新頻度を落としましたし、動画うpもさぼり気味でしたから、仕方ないのかな?ここだけの話ですよw「ぽんのひとりごと」(このブログです) 不定期更新(気まぐれ更新です)お寺、日々の雑感について書いてます。ブログとしてはこちらの方が先にスタートしたのですが、どちらかというとディープな内容でやっていきたいと思ってまして「勝手口」と読んでいます。共感を覚えた方のみコメを頂ければいいと思っていますので、マニアックな内容です。ひまな方、もしくはぽんマニアな方、ときどき覗いてやってください。読み逃げ推奨ですw【ニコニコ動画】「ぽんの料理」(http://www.nicovideo.jp/mylist/8179058)ぽんが作って食べる料理動画。諸事情から一旦最終回とさせて頂きました。ただし、「カクテル」「居酒屋」については、あのままのスタイルで続けていこうと思っています。料理動画・新シリーズシリーズになるかどうか、まだわかりませんが、料理動画は続けていくつもりです。とりあえず、料理祭はこちらで参加予定です。別カテゴリー動画いくつかやってみたいことがあるんですが、今のところ保留です。いろいろと手を出しすぎても大変ですし、気が向いたら程度に考えています。もしかしたら、別のアカウントでこそーりやるかもしれません。生放送しません。照れ屋ですから。【ミクシィ】自分でいうのもアレですが、思った以上にマメだったようで、日記はほ..
お知らせ
ぽん
2009-04-29T23:00:00+09:00
最近サボり気味のぽんですw
いろいろと生活に変化がありまして、あらためてご報告させて頂くつもりですが、自分の活動を整理するにはいい機会だと思いますので、棚卸をしてみたいと思います。口調は語りかけ口調ですが、あくまでも、個人的なメモですので、ご了承下さい。
【ブログ】
「ぽんのごはん」(http://ponnnekosan.blog77.fc2.com/)
不定期更新(だいたい3日おきくらい)
主におうちでごはん、おそとでごはん、お酒について書いています。一応メインブログと位置づけてまして、「表」と読んでいます。主な活動は表のブログを軸に行なっていきたいと思ってますので、仲良くしてやってもいいよって方、表のブログから話しかけてくださるとうれしいです。表のブログは動画同様、コメを頂けることが無上の喜びですので、遠慮なく声をかけてやって下さい。実は最近、アクセス数・コメント数ともに減少気味なのが少しさみしかったりして。更新頻度を落としましたし、動画うpもさぼり気味でしたから、仕方ないのかな?ここだけの話ですよw
「ぽんのひとりごと」(このブログです)
不定期更新(気まぐれ更新です)
お寺、日々の雑感について書いてます。ブログとしてはこちらの方が先にスタートしたのですが、どちらかというとディープな内容でやっていきたいと思ってまして「勝手口」と読んでいます。共感を覚えた方のみコメを頂ければいいと思っていますので、マニアックな内容です。ひまな方、もしくはぽんマニアな方、ときどき覗いてやってください。読み逃げ推奨ですw
【ニコニコ動画】
「ぽんの料理」(http://www.nicovideo.jp/mylist/8179058)
ぽんが作って食べる料理動画。諸事情から一旦最終回とさせて頂きました。
ただし、「カクテル」「居酒屋」については、あのままのスタイルで続けていこうと思っています。
料理動画・新シリーズ
シリーズになるかどうか、まだわかりませんが、料理動画は続けていくつもりです。
とりあえず、料理祭はこちらで参加予定です。
別カテゴリー動画
いくつかやってみたいことがあるんですが、今のところ保留です。
いろいろと手を出しすぎても大変ですし、気が向いたら程度に考えています。
もしかしたら、別のアカウントでこそーりやるかもしれません。
生放送
しません。照れ屋ですから。
【ミクシィ】
自分でいうのもアレですが、思った以上にマメだったようで、日記はほぼ毎日、多いときは何回も更新してます。内容はいろいろです。むしろ料理の話は少ないです。はじめた当初はマイミク申請は来るもの拒まずと思っていたんですが、最近はお付き合いの広さよりも深さの方を重視したいと思ってますので、ある程度、お知り合いになってからと思っています。せっかく申請頂いたのに、お断りさせて頂いた方には申し訳なく思ってますがご理解下さい。そういう理由から、ミクシィでの名前などは伏せさせて頂きます。
【スカイプ】
はじめた当初は「命を懸けてやってる」と言われるくらいどっぷり浸かっていましたが、今は適度に。仕事の都合で、遅い時間帯しか参加できないことが多いのが残念です。
実はこう見えて、結構人見知りをするので、ブログでコメを交換するとか、ある程度の接点ができた方でないとしゃべれないと思います。まったく知らない人とか、波長が合わない人とかとお話をするのがとても苦手なんです。こう見えてもw 好奇心よりも苦手意識が先にたっちゃうもので。わがままですみません。ですから、大人数のチャットはかなり苦手で、少ない人数でお話ししたいと思っています。ということで、こちらもアカウントは内緒です。
アカウントをご存知の方もいらっしゃいますよね?
ふだんはログインしていても、ログイン状態を隠していることの方が多いです。
いきなり大会議室に引っ張られたりするのが怖いので。話を聞くだけならいいんですが…。
なので、こそーり声をかけていただければ、お返事するかもです。
【巡礼】
「四国遍路」
2007年・2008年の2回にわけて、1巡しました。
こちらのブログでその報告記事を書いていきたいと思っていますが、まだ11番藤井寺までしか報告できていません。続きも何らかの形で報告していきたいと思っていますが、あまり期待はしないで下さい。
1巡目は車遍路でしたが、「遍路は寺と寺の間に真実がある」ということを実感しましたので、この5月に公共交通機関での移動を中心とした遍路をしたいと思っています。いろいろと制約条件があるので、どこまで回れるのかわかりませんが、今回は時間に追われることなく、ゆっくりと遍路を楽しみたいと思っています。数年越しの巡礼になる予定です。
「西国巡礼」
現在巡拝中。特別開帳にあわせての巡拝ですので、順番どおりではありません。
こちらの報告も停滞気味ですみません。一応こんな感じになってます。
1 那智山 青岸渡寺 参拝済み 報告済み
2 紀三井山 紀三井寺 未参拝 未報告
3 風猛山 粉河寺 参拝済み 未報告※
4 槇尾山 施福寺 未参拝 未報告
5 紫雲山 葛井寺 参拝済み 未報告※
6 壺阪山 南法華寺 参拝済み 報告済み
7 東光山 龍蓋寺 未参拝 未報告
8 豊山 長谷寺 未参拝 未報告
9 興福寺 南円堂 参拝済み 報告済み
10 明星山 三室戸寺 未参拝 未報告
11 深雪山 上醍醐寺 未参拝 未報告
12 岩間山 正法寺 未参拝 未報告
13 石光山 石山寺 未参拝 未報告
14 長等山 園城寺 未参拝 未報告
15 新那智山 今熊野観音寺 参拝済み 報告済み
16 音羽山 清水寺 参拝済み 報告済み
17 補陀洛山 六波羅蜜寺 参拝済み 未報告※
18 紫雲山 頂法寺 参拝済み 未報告※
19 霊麀山 行願寺 参拝済み 未報告※
20 西山 善峯寺 未参拝 未報告
21 菩提山 穴太寺 未参拝 未報告
22 補陀洛山 總持寺 未参拝 未報告
23 応頂山 勝尾寺 参拝済み 報告済み
24 紫雲山 中山寺 未参拝 未報告
25 御嶽山 清水寺 未参拝 未報告
26 法華山 一乗寺 未参拝 未報告
27 書寫山 圓教寺 未参拝 未報告
28 成相山 成相寺 未参拝 未報告
29 青葉山 松尾寺 未参拝 未報告
30 厳金山 宝厳寺 未参拝 未報告
31 姨綺耶山 長命寺 未参拝 未報告
32 繖山 観音正寺 未参拝 未報告
33 谷汲山 華厳寺 参拝済み 報告済み
※が報告記事をサボってるとこですねw 5つもあるのか…
この5月に28・29・30とまわってこようかなと思ってますが、記事はまた後回しになりそうですね。それにしても、まだ12ヶ寺しかまわってないのか…。スケジュールにあわせてまわるといっても、なかなかタイトなスケジュールですので、取りこぼしのないようにしたいと思います。
「大和十三佛」
一度満願したことがあるのですが、そのときはご朱印を無料プレゼントのミニ屏風に頂いただけで、ご朱印帳に墨書で頂いたわけではなかったので、もう一度まわってみたいと思っています。すべて奈良県内のお寺で、それほど遠いわけではないので、時間があるときにひとつずつでもまわろうと思います。
このほかにも、「児島八十八箇所」「知多四国」「島四国(小豆島)」「板東三十三箇所」「秩父三十四箇所」をまわってみたいと思っていますが、なかなか難しいでしょうね。
それにしても、意外といろいろとやってるもんだなぁ…。
書いてみるというのはなかなかいいですね。日々の目標から中長期の目標まで見えてきます。それぞれの位置づけの再確認にもなりましたし、たまには書き出してみるのも必要ですね。
どれをとっても楽しみでやってることですから、ブログや動画を楽しみにして下さっている方には申し訳ないですけど、無理なくできるスピードでのんびりやっていきたいと思っています。
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葉桜
https://pon41th.blog.ss-blog.jp/2009-04-10-1
昨日の話になります。昨日もとても天気がよく、ちょうど休日でもありましたので、桜を見に行こうと考えていました。この時期の関西では気温の低い方の奈良ですが、さすがに平野部は桜も散り始めていましたので、山の方へ行こうかとも思ったんですが、このところ夜更かしが過ぎるようで、行動開始が昼すぎになってしまいました。遠出するには時間もありませんでしたし、そんなに元気いっぱいというわけでもありませんでしたので、またまたいつものお寺「大安寺」へ行って、デッキチェアに身を沈めてのんびりすることにしました。大安寺の桜も散り始めで、葉桜になりかけていました。表のブログでも書きましたが、葉桜というと花の色で一様というわけではありませんから、あまり好きではないという人もいるようなのですが、ぼくはこの葉桜になりかけの桜というのがとても好きです。花の美しさを残し、若葉の緑が輝き、香りは満開の時を凌ぎます。生命力に満ち溢れた、ぼくの好きな言い方で言えば、「命の輝き」をまぶしいほどに放つ、そんな瞬間なのではないかと思います。その命の輝きにあふれた葉桜をどこまでも真っ青な空をバックに心ゆくまで楽しめるとはなんとしあわせなことでしょうか。ここ数日続いている青い空は、空が青いということだけで、ぼくをしあわせな気分にしてくれています。そして、風に舞う花びらにつつまれるのも、幻想的な気分です。日常を離れて、ココロを自然に遊ばせて、溶け込んでゆくと自分自身もこの世の中の構成要素のひとつにすぎないと感じます。不平や不満、不安もたまたまぼくのところで澱んでいるだけで、もしかしたら、自分のものですらないのではないか、などと少し現実逃避的な考えも浮かんできます。「自分」を少し離れてみるというのも、たまにはいいものです。禅のココロですなぁ。さて、前置きが長くなりましたが、写真をご覧ください。
お寺
ぽん
2009-04-10T23:00:00+09:00
昨日もとても天気がよく、ちょうど休日でもありましたので、桜を見に行こうと考えていました。この時期の関西では気温の低い方の奈良ですが、さすがに平野部は桜も散り始めていましたので、山の方へ行こうかとも思ったんですが、このところ夜更かしが過ぎるようで、行動開始が昼すぎになってしまいました。遠出するには時間もありませんでしたし、そんなに元気いっぱいというわけでもありませんでしたので、またまたいつものお寺「大安寺」へ行って、デッキチェアに身を沈めてのんびりすることにしました。
大安寺の桜も散り始めで、葉桜になりかけていました。
表のブログでも書きましたが、葉桜というと花の色で一様というわけではありませんから、あまり好きではないという人もいるようなのですが、ぼくはこの葉桜になりかけの桜というのがとても好きです。花の美しさを残し、若葉の緑が輝き、香りは満開の時を凌ぎます。生命力に満ち溢れた、ぼくの好きな言い方で言えば、「命の輝き」をまぶしいほどに放つ、そんな瞬間なのではないかと思います。
その命の輝きにあふれた葉桜をどこまでも真っ青な空をバックに心ゆくまで楽しめるとはなんとしあわせなことでしょうか。ここ数日続いている青い空は、空が青いということだけで、ぼくをしあわせな気分にしてくれています。そして、風に舞う花びらにつつまれるのも、幻想的な気分です。日常を離れて、ココロを自然に遊ばせて、溶け込んでゆくと自分自身もこの世の中の構成要素のひとつにすぎないと感じます。不平や不満、不安もたまたまぼくのところで澱んでいるだけで、もしかしたら、自分のものですらないのではないか、などと少し現実逃避的な考えも浮かんできます。「自分」を少し離れてみるというのも、たまにはいいものです。禅のココロですなぁ。
さて、前置きが長くなりましたが、写真をご覧ください。
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青い空
https://pon41th.blog.ss-blog.jp/2009-04-06
今日もお休みでしたので、カメラを片手に桜を見に行きました。今日のコースは、1.長ぼそ公園2.お花見公園(どちらもうちの近所の公園です)3.帯解寺4.長岳寺5.大安寺6.佐保川7.お花見公園ずいぶんマメにまわったように見えますが、一番遠い長岳寺でも車で30分かかりません。お寺の説明はいずれさせていただくこととして、今回は写真をお楽しみください。【長ぼそ公園】【お花見公園】【帯解寺】ここは安産祈願で有名なお寺で、うちの妹の出産のときにご祈祷をしてもらったことがあります。桜は少なかったです。【長岳寺】関西花の寺19番のお寺というだけあって、四季を通じて花が楽しめるお寺です。このねこたちはいつ行っても会えますよ(*^^*)【大安寺】【佐保川】買い物の途中で車を停めて撮影しました。【お花見公園その2】帰ってきてから、また散歩に出かけました。それにしても、空が青いということだけで、ずいぶん幸せな気分になれるものですね(*^-^)今日は空が青く、鳥がさえずり、風が心地よく、まさに溶け込んでいくような気分でした。そして、日が暮れました。いい休日でした。感謝。
お寺
ぽん
2009-04-06T20:23:49+09:00
今日のコースは、
1.長ぼそ公園
2.お花見公園
(どちらもうちの近所の公園です)
3.帯解寺
4.長岳寺
5.大安寺
6.佐保川
7.お花見公園
ずいぶんマメにまわったように見えますが、一番遠い長岳寺でも車で30分かかりません。
お寺の説明はいずれさせていただくこととして、今回は写真をお楽しみください。
【長ぼそ公園】
【お花見公園】
【帯解寺】
ここは安産祈願で有名なお寺で、うちの妹の出産のときにご祈祷をしてもらったことがあります。
桜は少なかったです。
【長岳寺】
関西花の寺19番のお寺というだけあって、四季を通じて花が楽しめるお寺です。
このねこたちはいつ行っても会えますよ(*^^*)
【大安寺】
【佐保川】
買い物の途中で車を停めて撮影しました。
【お花見公園その2】
帰ってきてから、また散歩に出かけました。
それにしても、空が青いということだけで、ずいぶん幸せな気分になれるものですね(*^-^)
今日は空が青く、鳥がさえずり、風が心地よく、まさに溶け込んでいくような気分でした。
そして、日が暮れました。
いい休日でした。感謝。
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命の輝き
https://pon41th.blog.ss-blog.jp/2009-03-31
なにこのタイトル?って言われそうですが、ぽんはこの言葉の響きが好きで、よく使います。こっぱずかしい?まぁ、いいじゃないですか。命というものはとても尊いもので、自分の命、大切な人の命だけでなく、そのほかの人、動物、植物、みな尊い命に違いありません。お寺というものに縁が増えたせいなのでしょうか、それとも悲しい別れや人生の試練みたいなものが続いたからでしょうか、命というものに対する考え方がここ数年でずいぶん変ったように思えます。それまでは、命というものに漠然としたイメージしかなく、動物はともかく、植物にまで生命の息吹を感じることはほとんどありませんでした。だからと言って残酷な人間だったというのではなく、なんと言ったらいいのかな、ある一定よりも踏み込んで考えるということがなかった、そういうものでした。それが今では、命というものにとても敏感になったような気がします。命が失われるということがどういうことであるのか、そういうことが別れ・試練・巡礼の中でだんだんとわかってきたからではないかと思います。わりといい年齢なのに、やっとわかってきたというのもお恥ずかしい限りですが、命の大切さは人の親になったときに実感するものなのかなぁっと、ぼんやりと想像してみたりもします。人の親になることはこの先も無いと思いますので、逆の視点からにしても、命の大切さを感じることができるようになったことは、よかったんではないかなぁと思います。タイトルの「命の輝き」ですが、これをまぶしいまでに感じることができるのは、春から初夏にかけてではないかと思います。木々が芽吹き、花が開き、新緑が輝く…。動物をあまり目にすることのない都市部でも、植物が発する命の輝きは比較的感じやすいのではないかと思います。ですから、この春から初夏にかけて、花だけでなく、木々の緑を見ることがとても好きです。さて、前置きが長くなってしまいました。昨日の話なんですが、僕の住んでいる奈良はとても天気がよく、やや風が肌寒かったものの、空は澄み切った青で、命の輝きを感じるにはとてもいい日和でした。休みだというのに夜更かしが過ぎてしまったので、昼までしっかり寝てしまったのは惜しいことをしました。でも、まだまだ時間はあったので、まずは散髪へ行き、それから、いつもの大安寺さんでのんびりと過ごさせてもらおうと外へ出ました。うちから徒歩1分のところにある公園は、ぽんが毎年花見というか、酒盛りというか、をす..
なんでもない話
ぽん
2009-03-31T23:00:00+09:00
こっぱずかしい?まぁ、いいじゃないですか。
命というものはとても尊いもので、自分の命、大切な人の命だけでなく、そのほかの人、動物、植物、みな尊い命に違いありません。お寺というものに縁が増えたせいなのでしょうか、それとも悲しい別れや人生の試練みたいなものが続いたからでしょうか、命というものに対する考え方がここ数年でずいぶん変ったように思えます。
それまでは、命というものに漠然としたイメージしかなく、動物はともかく、植物にまで生命の息吹を感じることはほとんどありませんでした。だからと言って残酷な人間だったというのではなく、なんと言ったらいいのかな、ある一定よりも踏み込んで考えるということがなかった、そういうものでした。
それが今では、命というものにとても敏感になったような気がします。
命が失われるということがどういうことであるのか、そういうことが別れ・試練・巡礼の中でだんだんとわかってきたからではないかと思います。わりといい年齢なのに、やっとわかってきたというのもお恥ずかしい限りですが、命の大切さは人の親になったときに実感するものなのかなぁっと、ぼんやりと想像してみたりもします。
人の親になることはこの先も無いと思いますので、逆の視点からにしても、命の大切さを感じることができるようになったことは、よかったんではないかなぁと思います。
タイトルの「命の輝き」ですが、これをまぶしいまでに感じることができるのは、春から初夏にかけてではないかと思います。木々が芽吹き、花が開き、新緑が輝く…。動物をあまり目にすることのない都市部でも、植物が発する命の輝きは比較的感じやすいのではないかと思います。ですから、この春から初夏にかけて、花だけでなく、木々の緑を見ることがとても好きです。
さて、前置きが長くなってしまいました。
昨日の話なんですが、僕の住んでいる奈良はとても天気がよく、やや風が肌寒かったものの、空は澄み切った青で、命の輝きを感じるにはとてもいい日和でした。休みだというのに夜更かしが過ぎてしまったので、昼までしっかり寝てしまったのは惜しいことをしました。でも、まだまだ時間はあったので、まずは散髪へ行き、それから、いつもの大安寺さんでのんびりと過ごさせてもらおうと外へ出ました。
うちから徒歩1分のところにある公園は、ぽんが毎年花見というか、酒盛りというか、をする公園で、ここを通って散髪に向うことにしました。まだ、桜は3分咲きといったところでしたが、写真に収めましたのでご覧下さい。空の青さと花の色がきれいなコントラストになっています。
まずは紅梅。ここはぽんが「長ぼそ公園」と勝手に呼んでいる公園に咲いてました。
毎年こちらの公園の方がもうひとつの「お花見公園」よりも桜の開花が遅いので、時間差でお花見が楽しめるというありがたい仕様ですw(「長ぼそ公園」も徒歩1分のところにあります)
さて、もうひとつの「お花見公園」です。
ここはマンションのすぐ前にある公園で、子供たちもよく遊んでいます。
まだこのくらいの開花状況でした。
桜や梅ばっかりじゃないですよ。
この後、散髪を済ませ、コーヒーを購入して、大安寺さんに向います。
まずは撮影から。
デッキチェアに腰をかけて、コーヒーを飲みます。
空を見上げれば、鳥のさえずりが聞こえ、やや肌寒いが新鮮な風を頬に感じます。空はどこまでも青く澄んで、木々の緑は鮮やかに輝いています。
ふ~。
デッキチェアに身体をうずめて、何も考えずにこうした風景を眺めていると、自分も「命の輝き」の中に溶け込んでいくような気がします。この感覚、とても好きなんですよ(^^)
命に満ちたこの世界に自分が溶け込むことで、自分の命も輝くような、そんな気がします。
このかんじ、四国遍路をまわっているときによく感じることができた感覚で、歩いてまわればもっと強く感じることができるのではないかと思っています。遍路の魅力を聞かれて、車で一巡しただけの若輩者にもかかわらず、「四国遍路は寺と寺の間に真髄がある」などと偉そうに語ることもありますが、それはこの感覚をこの上なく貴重に思っているからだと思います。
お釈迦さまが入滅される時に「この世は美しい、人の命は甘美なものだ」と言い残したそうですが、こんな感じだったのでしょうか。僕も、こうしている瞬間に「世界は美しいな…」と感じることができました。
…どうも、感傷的な内容になってしまいました。
あとから読み返して、こっぱずかしくなりそうです(^^;)
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西国巡礼 第三十三番札所 谷汲山 華厳寺
https://pon41th.blog.ss-blog.jp/2009-03-29
すっかりごぶさたしてしまいました。今日のお話は先日、3/13にお参りした西国巡礼最後の札所「谷汲山(たにぐみさん) 華厳寺(けごんじ)」のお話です。西国の満願札所ということで、一番から順にまわっていれば感動もひとしおなのでしょうが、何しろ今回の西国巡礼はご結縁開帳スケジュールにあわせての巡礼ですので、順番もばらばらです。華厳寺の前にお参りしたお寺が一番札所の青岸渡寺でしたから、なんか変な感じです。さて、この華厳寺は岐阜県の揖斐川町というところにあり、結構、山に入っていかなくてはいけません。早朝に奈良を出発し、JRのみやこ路快速で京都、京都から新幹線で名古屋、名古屋から名鉄に乗り換えて、新岐阜駅まで行き、そこからは臨時バスに揺られること1時間弱、なかなか厳しい道のりでした。お遍路でもそうなんですが、乗り物を使った巡礼というと、とかく楽をしていると見られがちですが、時間に追われながらせかせかと慣れない乗り物を乗り継ぐのはわりと疲れるものなんですよ。それはさておき、この日は朝から強い雨が降ってまして、気温もかなり低かったです。とにかく寒い。しかもバス停からお寺までは少し歩かなくてはなりません。寒さに震えながらの移動の開始です。四国遍路では、某ローカル番組のセリフではありませんが、「山が険しければ険しいほど、朝が早ければ早いほど、ありがたい」と感じたものですが、「線」として遍「路」に意味を見出すのではなく、「点」である札所をそれぞれ回る今回の西国巡礼では、寒いことがありがたいとはかんじられませんでした。西国巡礼に四国遍路ほどどっぷり浸かれないのは、おそらくそんな理由かもしれません。要するに日常の延長のお参りになってしまっているということでしょうか。四国遍路のように非日常に浸かるというのが、巡礼の本当の意味なのではないかと思います。話がそれてしまいました。両脇にみやげもの店の並ぶ舗装された道をしばらく歩くと山門が見えてきます。途中には梅が咲いていました。山門を裏から見るとこんなかんじです。仁王様も立派です。山門には大きなわらじが。山門から本堂までは石畳になります。山門のすぐそばには三十三度石(いわゆるお百度石かな?)があります。本堂へ歩いていくと途中にはいくつかのお堂があります。とりあえず二つだけ。手洗いは本堂への階段の手前にあります。むかいには観音さま。本堂までの階段を登ります。本堂への階段の中ほどには観音経の句を抜き出..
巡礼
ぽん
2009-03-30T00:22:19+09:00
今日のお話は先日、3/13にお参りした西国巡礼最後の札所「谷汲山(たにぐみさん) 華厳寺(けごんじ)」のお話です。
西国の満願札所ということで、一番から順にまわっていれば感動もひとしおなのでしょうが、何しろ今回の西国巡礼はご結縁開帳スケジュールにあわせての巡礼ですので、順番もばらばらです。華厳寺の前にお参りしたお寺が一番札所の青岸渡寺でしたから、なんか変な感じです。
さて、この華厳寺は岐阜県の揖斐川町というところにあり、結構、山に入っていかなくてはいけません。早朝に奈良を出発し、JRのみやこ路快速で京都、京都から新幹線で名古屋、名古屋から名鉄に乗り換えて、新岐阜駅まで行き、そこからは臨時バスに揺られること1時間弱、なかなか厳しい道のりでした。お遍路でもそうなんですが、乗り物を使った巡礼というと、とかく楽をしていると見られがちですが、時間に追われながらせかせかと慣れない乗り物を乗り継ぐのはわりと疲れるものなんですよ。
それはさておき、この日は朝から強い雨が降ってまして、気温もかなり低かったです。とにかく寒い。しかもバス停からお寺までは少し歩かなくてはなりません。寒さに震えながらの移動の開始です。四国遍路では、某ローカル番組のセリフではありませんが、「山が険しければ険しいほど、朝が早ければ早いほど、ありがたい」と感じたものですが、「線」として遍「路」に意味を見出すのではなく、「点」である札所をそれぞれ回る今回の西国巡礼では、寒いことがありがたいとはかんじられませんでした。西国巡礼に四国遍路ほどどっぷり浸かれないのは、おそらくそんな理由かもしれません。要するに日常の延長のお参りになってしまっているということでしょうか。四国遍路のように非日常に浸かるというのが、巡礼の本当の意味なのではないかと思います。
話がそれてしまいました。
両脇にみやげもの店の並ぶ舗装された道をしばらく歩くと山門が見えてきます。
途中には梅が咲いていました。
山門を裏から見るとこんなかんじです。
仁王様も立派です。
山門には大きなわらじが。
山門から本堂までは石畳になります。
山門のすぐそばには三十三度石(いわゆるお百度石かな?)があります。
本堂へ歩いていくと途中にはいくつかのお堂があります。
とりあえず二つだけ。
手洗いは本堂への階段の手前にあります。
むかいには観音さま。
本堂までの階段を登ります。
本堂への階段の中ほどには観音経の句を抜き出した柱が立っています。
よく見ると本堂から紐が伸びていますが、このひもはご結縁のひもで、ご本尊の十一面観音菩薩とつながっています。
本堂に向って、右手に石碑、その奥に鐘楼があります。
左手にはわりとかわいらしいデザイニングの灯篭。
本堂の柱には精進落としの鯉。これをなでると精進落としになるのだとか。
本堂に入ります。
中はお線香の煙がもうもうと立ち込めます。
ご本尊に向って、右手が納経所。
この華厳寺は他の札所と異なり、過去・現在・未来を示すご朱印があり、ご詠歌も3つあります。
3種のご朱印はここでまとめて頂きます。
ほら見えますか?
ご本尊につながったご結縁のひもです。
ご本尊さまは1955年以来の54年ぶりのご開帳だそうですが、とても距離が遠く、上から下がる幕があったので、よく見えませんでした。写真もありません。
お参りを済ませ、本堂の裏手へまわると、笈摺堂(おいずるどう)があります。
ここはすべての札所をまわって満願を達成した巡礼者が、それまで身にまとっていた白衣(笈摺)や杖、納経帳を納めるお堂です。
帰りに明王堂などにもお参りしたのですが、雨の中でかさと杖とカメラを持って寒さに耐えるのはとてもとてもつらかったので、ごはんをたべて、おみやげを買って帰路につきました。
ほんとは表のブログでご紹介するごはん写真ですが、今回はこちらで。
川魚定食。あまごの塩焼きと鯉のあらいがとてもおいしかったです。
今回は食べなかったんですが、同じお店の店頭ではお団子も焼いてました。
帰り道で寒さに耐えられず、入ったお店で五平餅と甘酒を頂きました。
お雛様がかわいらしい。このあたりは長く飾るんでしょうか。
さて、ご朱印をご覧いただきましょう。
余談ですが、この次の日はいつものお寺の大安寺さんでニの午厄除け法要に参加しました。
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ご朱印写真忘れてました(^^;) ~西国第1番札所 那智山 青岸渡寺~
https://pon41th.blog.ss-blog.jp/2009-03-22
先日の「西国巡礼 第一番札所 那智山 青岸渡寺」の記事で、ご朱印の写真を貼り忘れてました。記事に追記しようかと思ったんですけど、わかりにくいので、別記事にさせて頂きます。ちなみに同じ日にお邪魔した「補陀洛山寺」のご朱印はすっかり忘れてまして、頂いてません。惜しいことをしましたが、またお邪魔した時に頂こうと思います。
巡礼
ぽん
2009-03-22T23:00:00+09:00
「西国巡礼 第一番札所 那智山 青岸渡寺」の記事で、ご朱印の写真を貼り忘れてました。
記事に追記しようかと思ったんですけど、わかりにくいので、別記事にさせて頂きます。
ちなみに同じ日にお邪魔した「補陀洛山寺」のご朱印はすっかり忘れてまして、頂いてません。
惜しいことをしましたが、またお邪魔した時に頂こうと思います。
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補陀洛山寺
https://pon41th.blog.ss-blog.jp/2009-03-11
せっかく那智勝浦まで来たので、もうひとつお寺に行きました。補陀洛山寺(ふだらくさんじ)です。熊野三山と同じく世界遺産の一部として登録されているお寺で、「補陀洛渡海(ふだらくとかい)」で有名なお寺です。補陀洛渡海というのは、はるか南方の海上にあるという「補陀洛(ポータラカ)」という観音さまの浄土を目指して船出することで、一種の捨身行です。人々の希望と穢れを一身に背負い、浄土を目指すというのは強い信仰を感じますが、かならずしも信仰心に篤かったから船出したというケースばかりではないようです。写真を見ていただければわかりますが、再現された補陀洛渡海船には扉がなく、渡海する僧侶が中に乗り込むと釘打ちしてしまったそうです。北風の吹く11月頃に船出をしたとのことですが、渡海僧たちはどうなったんでしょうか。どこかにたどり着いて新たな人生を送った者、殉教した者、ほんとうに浄土にたどりついた者…どうなったのかはわかりませんが、それぞれに満足いく最期を迎えていてくれれば…と思います。こちらのご本尊さまは千手観音さまですが、秘仏ですので、ご開帳のときでなければお会いできませんが、渡海僧たちが最期に祈りをささげていった仏さまですので、機会があればお会いしたいと思います。それでは、写真をご覧下さい。中に入るとご神木があります観音さまとお地蔵さまふだらく水本堂こちらが補陀洛渡海船
お寺
ぽん
2009-03-11T23:00:00+09:00
補陀洛山寺(ふだらくさんじ)です。
熊野三山と同じく世界遺産の一部として登録されているお寺で、「補陀洛渡海(ふだらくとかい)」で有名なお寺です。補陀洛渡海というのは、はるか南方の海上にあるという「補陀洛(ポータラカ)」という観音さまの浄土を目指して船出することで、一種の捨身行です。人々の希望と穢れを一身に背負い、浄土を目指すというのは強い信仰を感じますが、かならずしも信仰心に篤かったから船出したというケースばかりではないようです。
写真を見ていただければわかりますが、再現された補陀洛渡海船には扉がなく、渡海する僧侶が中に乗り込むと釘打ちしてしまったそうです。北風の吹く11月頃に船出をしたとのことですが、渡海僧たちはどうなったんでしょうか。どこかにたどり着いて新たな人生を送った者、殉教した者、ほんとうに浄土にたどりついた者…
どうなったのかはわかりませんが、それぞれに満足いく最期を迎えていてくれれば…と思います。
こちらのご本尊さまは千手観音さまですが、秘仏ですので、ご開帳のときでなければお会いできませんが、渡海僧たちが最期に祈りをささげていった仏さまですので、機会があればお会いしたいと思います。
それでは、写真をご覧下さい。
中に入るとご神木があります
観音さまとお地蔵さま
ふだらく水
本堂
こちらが補陀洛渡海船
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熊野那智大社
https://pon41th.blog.ss-blog.jp/2009-03-08-1
西国巡礼の続きのおはなしです。青岸渡寺に隣接して、熊野那智大社があります。この熊野那智大社、熊野本宮大社、熊野速玉大社の3つをあわせて熊野三山と呼ばれ、高野山とこれらを結ぶ参詣道(熊野古道)とあわせて、世界遺産に指定されています。お寺のことはそこそこ詳しいつもりですが、神社のことはあまり詳しくないので、詳しく知りたい方はググって下さい。とりあえず、写真をごらん下さい。青岸渡寺からの入口です門をくぐると目の前にご神木がありますこのご神木は穴が開いていて、中に入ることができます木の上から出てくるんですよご神木を反対側から下を見るとこんなかんじ本殿はこちら別の角度から別のお社も本殿でお参りをしますおみくじをひきますでかいでしょ?重たかったので、ふつうのにしちゃいましたw中身は同じだそうですから、許してね表ブログやこちらのブログを見て下さっているみなさんのしあわせをお祈りしてひいてみました中吉♪神武東征のときに道案内をしたといわれる八咫烏日本サッカー協会のマークはこの那智大社の八咫烏をデザインしたものだとかよく見ると3本足でしょ?最後になりましたが、大鳥居です裏側からですけど
お寺
ぽん
2009-03-09T23:00:00+09:00
青岸渡寺に隣接して、熊野那智大社があります。
この熊野那智大社、熊野本宮大社、熊野速玉大社の3つをあわせて熊野三山と呼ばれ、高野山とこれらを結ぶ参詣道(熊野古道)とあわせて、世界遺産に指定されています。
お寺のことはそこそこ詳しいつもりですが、神社のことはあまり詳しくないので、詳しく知りたい方はググって下さい。とりあえず、写真をごらん下さい。
青岸渡寺からの入口です
門をくぐると目の前にご神木があります
このご神木は穴が開いていて、中に入ることができます
木の上から出てくるんですよ
ご神木を反対側から
下を見るとこんなかんじ
本殿はこちら
別の角度から
別のお社も
本殿でお参りをします
おみくじをひきます
でかいでしょ?
重たかったので、ふつうのにしちゃいましたw
中身は同じだそうですから、許してね
表ブログやこちらのブログを見て下さっているみなさんのしあわせをお祈りしてひいてみました
中吉♪
神武東征のときに道案内をしたといわれる八咫烏
日本サッカー協会のマークはこの那智大社の八咫烏をデザインしたものだとか
よく見ると3本足でしょ?
最後になりましたが、大鳥居です
裏側からですけど
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西国巡礼 第一番札所 那智山 青岸渡寺
https://pon41th.blog.ss-blog.jp/2009-03-08
ねこぺんろの途中ですが、先日、西国巡礼でお寺に行ってきましたので、そちらのご報告を。今回お邪魔しましたのでは、第一番札所 那智山 青岸渡寺(せいがんとじ)です。西国巡礼最初の寺になりますが、西国巡礼については四国遍路の時のように順番にまわっていません。西国巡礼中興の祖といわれる花山法王の一千年忌にあたる2008年から2010年まで、「ご結縁開帳」がそれぞれのお寺で行なわれています。もともとほとんどご開帳されない秘仏の仏さまも多い上に、今回のご開帳はただのご開帳ではなく、仏さまの指先に結ばれた紐に触れてお参りすることで縁を結べるという、それはそれはありがたいもので、生きている間にこのような機会に恵まれるということだけでも、もったいないほどのありがたさです。ちなみに前回ご開帳の記録が一番古い頂法寺(六角堂)が1872年ということですので、一生かかってもすべての仏さまにお会いできないのが普通なんですよ。こんな話を聞くと、少しでもお寺が好きという人は気になっちゃうんじゃないでしょうか。早くまわった方がいいよーwまぁ、そういうわけで、順不同でご開帳期間に標準を絞っての巡礼をしておりますので、変則的なまわり方となっています。青岸渡寺の開基はあまりよくわかっていません。仏教が日本に伝わったのは6世紀半ばといわれていますが、伝承によれば、4世紀頃にインドからこの地にやってきた裸形上人がこのお寺の開基になったとされていて、日本仏教発祥の地であるかもしれないお寺です。世界遺産の熊野古道の中心地のひとつである那智大社に隣接し、裏手には落差133mを誇る日本三名瀑のひとつ「那智滝」(なちのたき)を臨む、自然に囲まれた神秘的な空間であることは間違いありません。そんな青岸渡寺のご本尊は如意輪観音さまです。残念ながら写真はありませんが、遠目にみるお姿は片膝を立てた六臂(6本の腕)の異形のお姿で、なまめかしくすらあります。とても魅力的なお姿でした。ながながと文章だけ読んでいてもイメージがわきにくいでしょうから、写真をごらんいただくことにしましょう。まずは参道手前の那智の滝の入口。今回は時間がなかったので滝のところまで行けませんでした。車を駐車場に止めて、参道入口へ向います。ほんとはもっと上まで上れるみたいですが、山門をくぐるためにはこの道からお寺へ向います。苦手の階段…上っていくと那智大社とお寺への分岐点お寺は右ですようやく山門が見えてきました..
巡礼
ぽん
2009-03-08T23:00:00+09:00
今回お邪魔しましたのでは、第一番札所 那智山 青岸渡寺(せいがんとじ)です。
西国巡礼最初の寺になりますが、西国巡礼については四国遍路の時のように順番にまわっていません。西国巡礼中興の祖といわれる花山法王の一千年忌にあたる2008年から2010年まで、「ご結縁開帳」がそれぞれのお寺で行なわれています。もともとほとんどご開帳されない秘仏の仏さまも多い上に、今回のご開帳はただのご開帳ではなく、仏さまの指先に結ばれた紐に触れてお参りすることで縁を結べるという、それはそれはありがたいもので、生きている間にこのような機会に恵まれるということだけでも、もったいないほどのありがたさです。
ちなみに前回ご開帳の記録が一番古い頂法寺(六角堂)が1872年ということですので、一生かかってもすべての仏さまにお会いできないのが普通なんですよ。こんな話を聞くと、少しでもお寺が好きという人は気になっちゃうんじゃないでしょうか。早くまわった方がいいよーw
まぁ、そういうわけで、順不同でご開帳期間に標準を絞っての巡礼をしておりますので、変則的なまわり方となっています。
青岸渡寺の開基はあまりよくわかっていません。仏教が日本に伝わったのは6世紀半ばといわれていますが、伝承によれば、4世紀頃にインドからこの地にやってきた裸形上人がこのお寺の開基になったとされていて、日本仏教発祥の地であるかもしれないお寺です。世界遺産の熊野古道の中心地のひとつである那智大社に隣接し、裏手には落差133mを誇る日本三名瀑のひとつ「那智滝」(なちのたき)を臨む、自然に囲まれた神秘的な空間であることは間違いありません。
そんな青岸渡寺のご本尊は如意輪観音さまです。残念ながら写真はありませんが、遠目にみるお姿は片膝を立てた六臂(6本の腕)の異形のお姿で、なまめかしくすらあります。とても魅力的なお姿でした。
ながながと文章だけ読んでいてもイメージがわきにくいでしょうから、写真をごらんいただくことにしましょう。
まずは参道手前の那智の滝の入口。今回は時間がなかったので滝のところまで行けませんでした。
車を駐車場に止めて、参道入口へ向います。ほんとはもっと上まで上れるみたいですが、山門をくぐるためにはこの道からお寺へ向います。
苦手の階段…
上っていくと那智大社とお寺への分岐点
お寺は右です
ようやく山門が見えてきました
仁王像が迎えてくれます
上から見ると、ほらこんなに高いんですよ
手洗いの水は、延命の水
本堂はこちら
本堂内は巡礼の団体さんで溢れてます
でも、ぽぺ(あ、またぺんさんが同行してます)は一足早くお参りさせて頂きました
本堂のすぐ隣には那智大社
裏手にまわると梵鐘があります
時報用に突くとのことで、勝手に突くことはできません
梵鐘の横には熊野古道への入口?
そのむかいには大きな霊木があります
裏手に進むと那智の滝が見えます
ここは撮影スポットになっていて、記念撮影をしてくれる業者さんが「ハイ、な~ち」と合図を送る声が聞こえます
下を見ると、宿坊があります
もう少し滝に近づくと三重塔があります
この三重塔はエレベーターで昇ることができます
絵葉書にもよく見る構図、三重塔と那智の滝
いいお寺ですね(^^)
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ねこぺんろ その12 - 11番札所「藤井寺」
https://pon41th.blog.ss-blog.jp/2009-03-01-1
2007年10月5日(金) 晴れ 最高気温27度(徳島県吉野川市 11番札所「藤井寺」)16時06分、11番札所「藤井寺」着。正式名称は「金剛山(こんごうざん)一乗院(いちじょういん)藤井寺(ふじいでら)」ご本尊は薬師如来さま。四国八十八箇所霊場の中で「てら」と読むのはこの藤井寺だけだそうです。また、これまでまわってきた10寺はすべて真言宗のお寺でしたが、このお寺は臨済宗のお寺だそうです。開基はお大師さまで、この地で自身と衆生の厄を払い、薬師如来像を刻んで、堂宇を建立したことが始まりだそうで、お大師さま堂宇の前に藤を植えたことから「藤井寺」の名がついたそうな。「藤井寺」といえば、関西在住のぽんと関西在住歴のあるぺんさんにとっては今なき「藤井寺球場」のイメージが強く、写真撮影はバッティングフォームで。見えませんけどwぽんは藤井寺球場を本拠地としていた近鉄バッファローズから「ノリ」のフォーム(バットを投げてますw)、ぺんさんはなぜかイチローのフォーム(片足が上がってますw)で構えてます。なぜ?…このあたりに世代を感じるのぉ。こんなポーズをとるあたり、遍路の厳しさがわかってない現われですなぁ。後から見るとなんと哀れな…。山門には巨大なわらじ(長さ4mくらい?)があります。このお寺で始めて見ましたが、この先のお寺でも何度か目にすることになります。お寺に到着すると「仙台バイクさん」と「やなぎや軍団」が先に到着されてましたが、ちょうど入れ違いになる形になりました。よかった。そのかわりに9番札所の法輪寺で姿を見かけた初老のご夫婦が後からやってきました。法輪寺のところでは書きませんでしたが、このご夫婦はご朱印帳ではなく、掛け軸にご朱印を頂いているようです。ご朱印はご朱印帳以外にも、掛け軸、おいづる(遍路装束)にも頂くことができます。四国遍路公認のものでなければ頂けないのですが、おいづるは「死に装束」としては最高のものだそうです。時期が近づいたら、おいづるにもらうというのもいいかもしれませんね。ちなみに普通に着用するおいづるではなく、ご朱印を頂く専用のものに頂くそうです。到着時間も中途半端で、次の12番札所「焼山寺」までは車で2時間と距離も遠く、道も険しいと聞いていたので、早々に次への移動はあきらめていました。当初の予定では初日は12番までまわるはずだったのですが、朝からさぬきうどんを堪能し、昼にはそばに舌鼓を打ち、なれないお経と..
遍路
ぽん
2009-03-03T23:00:00+09:00
2007年10月5日(金) 晴れ 最高気温27度
(徳島県吉野川市 11番札所「藤井寺」)
16時06分、11番札所「藤井寺」着。
正式名称は「金剛山(こんごうざん)一乗院(いちじょういん)藤井寺(ふじいでら)」
ご本尊は薬師如来さま。四国八十八箇所霊場の中で「てら」と読むのはこの藤井寺だけだそうです。また、これまでまわってきた10寺はすべて真言宗のお寺でしたが、このお寺は臨済宗のお寺だそうです。開基はお大師さまで、この地で自身と衆生の厄を払い、薬師如来像を刻んで、堂宇を建立したことが始まりだそうで、お大師さま堂宇の前に藤を植えたことから「藤井寺」の名がついたそうな。
「藤井寺」といえば、関西在住のぽんと関西在住歴のあるぺんさんにとっては今なき「藤井寺球場」のイメージが強く、写真撮影はバッティングフォームで。見えませんけどw
ぽんは藤井寺球場を本拠地としていた近鉄バッファローズから「ノリ」のフォーム(バットを投げてますw)、ぺんさんはなぜかイチローのフォーム(片足が上がってますw)で構えてます。なぜ?
…このあたりに世代を感じるのぉ。こんなポーズをとるあたり、遍路の厳しさがわかってない現われですなぁ。後から見るとなんと哀れな…。
山門には巨大なわらじ(長さ4mくらい?)があります。このお寺で始めて見ましたが、この先のお寺でも何度か目にすることになります。
お寺に到着すると「仙台バイクさん」と「やなぎや軍団」が先に到着されてましたが、ちょうど入れ違いになる形になりました。よかった。
そのかわりに9番札所の法輪寺で姿を見かけた初老のご夫婦が後からやってきました。法輪寺のところでは書きませんでしたが、このご夫婦はご朱印帳ではなく、掛け軸にご朱印を頂いているようです。ご朱印はご朱印帳以外にも、掛け軸、おいづる(遍路装束)にも頂くことができます。四国遍路公認のものでなければ頂けないのですが、おいづるは「死に装束」としては最高のものだそうです。時期が近づいたら、おいづるにもらうというのもいいかもしれませんね。ちなみに普通に着用するおいづるではなく、ご朱印を頂く専用のものに頂くそうです。
到着時間も中途半端で、次の12番札所「焼山寺」までは車で2時間と距離も遠く、道も険しいと聞いていたので、早々に次への移動はあきらめていました。当初の予定では初日は12番までまわるはずだったのですが、朝からさぬきうどんを堪能し、昼にはそばに舌鼓を打ち、なれないお経と団体によるかく乱戦法にやられ、時間をすっかり浪費してしまったことが原因なのですが、後から考えれば、初日に予定通りまわらなかったことが、あれほどまでに、ぽぺを苦しめることになろうとは、このときには露ほども感じなかったのです。
そんな先の心配はかけらもせず、10月にしては高い気温と、用意してきた長袖スタイルに汗をかきながら初日の行程を回ったぽぺは、ようやくおとづれた夕方のさわやかの空気と団体遍路のいない静かなお寺を満喫しながら、お参りをするのでした。でも、結局、お経の息はあわないままでした。11寺、22回もお参りしたのに…。
さて、この藤井寺の裏手からは、焼山寺まで歩いていける遍路道があります。距離は車移動よりも短くなりますが、四国遍路に残された最後の「遍路ころがし」と言われるほどの難所で、今までに読んだ歩き遍路行のどれをとっても、前半のクライマックスとして描かれる行程です。ぽぺはそんな遍路ころがしを歩くつもりは全くありませんでしたから、入口の看板だけを見て終わりにしました。そりゃそうです。車でまわってるんですからwww
「遍路ころがし」は歩き遍路だけではない…。
そんな現実に直面することになろうとは、このときのぽぺには予測すら困難なものでした。
とにもかくにも、初日の日程を終えたぽぺは、藤井寺を後にして、徳島市内のホテルへ向うのでした。
16時38分、藤井寺を出発。
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ねこぺんろ その11 - 10番札所「切幡寺」
https://pon41th.blog.ss-blog.jp/2009-03-01
2007年10月5日(金) 晴れ 最高気温27度(徳島県阿波市 10番札所「切幡寺」)15時15分、10番札所「切幡寺」着。正式名称は「得度山(とくどざん)灌頂院(かんじょういん)切幡寺(きりはたじ)」ご本尊は千手観音菩薩さま。このお寺の縁起はなかなかおもしろいです。修行中のお大師さまが、ほころびた僧衣を繕うために機織の娘に継ぎ布を求めたところ、娘は織りかけの布を惜しげもなく切り裂いて差し出した。これに感激したお大師さまは何かお礼をしたいので、何か願い事はないかと娘に問うたところ、父母のために千手観音菩薩を刻んでほしいのとのことであった。そこで、その場で像を刻み、娘を得度させ、灌頂を授けた(要するに出家させたということです)ところ、娘はたちまち即身成仏(生身の身体のままで、悟りを得ること)して、千手観音の姿になったそうな。このことを時の帝に伝えたところ、勅願(帝の依頼)が下ったため、堂宇を建立し、お大師さまが彫った千手観音を南向きに、娘が即身成仏した千手観音を北向きに安置して本尊としたとのこと。このあたりのお話がお寺の名前にもなっています。このお寺はとても高いところにあります。本来は階段でのぼるのですが、整備が進んでいて、車で本堂のすぐ近くまで登ることができます。でも、この坂道がすごい!!真っ縦というのか、車がひっぺがされるかと思うくらいの急でうねった道で、運転するぺんさんも顔がひきつってましたし、助手席のぽんや後部ガラスの真下にいた3ぴきの仲間たちのうち、もっとも小さな「うりうり」が吹っ飛んでました。(写真はないです。)かなり左右に振られたため、ぺんさんはまだ元気だったものの、ぽんはすっかりやられました。上りの途中で山門がありましたが、途中で止まると最後まで登りきれないかもしれないと思い、山門での撮影は帰りにすることにしました。写真ではわかりませんが、ぐったりと座り込んでしまっています。境内にたどりつくと、「やなぎや号」と「仙台バイク」のバイクを発見しましたが、本堂に向うと「やなぎや軍団」も「仙台バイク」さんも姿はなく、すでにお参りを終えていたようでした。おかげでぽこぽこ音に悩まされることはありませんでしたが、10寺目を迎えているというのに、まだ息があわないお経をあげるぽぺでした。15時43分、切幡寺を出発。ここで、ご朱印とお姿をご覧頂きましょう。
遍路
ぽん
2009-03-02T23:00:00+09:00
2007年10月5日(金) 晴れ 最高気温27度
(徳島県阿波市 10番札所「切幡寺」)
15時15分、10番札所「切幡寺」着。
正式名称は「得度山(とくどざん)灌頂院(かんじょういん)切幡寺(きりはたじ)」
ご本尊は千手観音菩薩さま。
このお寺の縁起はなかなかおもしろいです。
修行中のお大師さまが、ほころびた僧衣を繕うために機織の娘に継ぎ布を求めたところ、娘は織りかけの布を惜しげもなく切り裂いて差し出した。これに感激したお大師さまは何かお礼をしたいので、何か願い事はないかと娘に問うたところ、父母のために千手観音菩薩を刻んでほしいのとのことであった。そこで、その場で像を刻み、娘を得度させ、灌頂を授けた(要するに出家させたということです)ところ、娘はたちまち即身成仏(生身の身体のままで、悟りを得ること)して、千手観音の姿になったそうな。
このことを時の帝に伝えたところ、勅願(帝の依頼)が下ったため、堂宇を建立し、お大師さまが彫った千手観音を南向きに、娘が即身成仏した千手観音を北向きに安置して本尊としたとのこと。このあたりのお話がお寺の名前にもなっています。
このお寺はとても高いところにあります。本来は階段でのぼるのですが、整備が進んでいて、車で本堂のすぐ近くまで登ることができます。でも、この坂道がすごい!!真っ縦というのか、車がひっぺがされるかと思うくらいの急でうねった道で、運転するぺんさんも顔がひきつってましたし、助手席のぽんや後部ガラスの真下にいた3ぴきの仲間たちのうち、もっとも小さな「うりうり」が吹っ飛んでました。(写真はないです。)
かなり左右に振られたため、ぺんさんはまだ元気だったものの、ぽんはすっかりやられました。上りの途中で山門がありましたが、途中で止まると最後まで登りきれないかもしれないと思い、山門での撮影は帰りにすることにしました。写真ではわかりませんが、ぐったりと座り込んでしまっています。
境内にたどりつくと、「やなぎや号」と「仙台バイク」のバイクを発見しましたが、本堂に向うと「やなぎや軍団」も「仙台バイク」さんも姿はなく、すでにお参りを終えていたようでした。おかげでぽこぽこ音に悩まされることはありませんでしたが、10寺目を迎えているというのに、まだ息があわないお経をあげるぽぺでした。
15時43分、切幡寺を出発。
ここで、ご朱印とお姿をご覧頂きましょう。
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ねこぺんろ その10 - 9番札所「法輪寺」
https://pon41th.blog.ss-blog.jp/2009-02-28-1
2007年10月5日(金) 晴れ 最高気温27度(徳島県阿波市 9番札所「法輪寺」)14時35分、9番札所「法輪寺」着。正式名称は「正覚山(しょうかくざん)菩提院(ぼだいいん)法輪寺(ほうりんじ)」ご本尊は涅槃釈迦如来さま。「涅槃」とは、本来は煩悩の消し飛んだ悟りを得た状態のことを言いますが、如来(悟りを得た仏さま)の死そのものを指しており、お釈迦さまがお亡くなりになられるときの姿をかたどった像をご本尊としています。このお寺の開基もお大師さまで、この地にやってきたお大師さまが、仏さまの使いといわれる白蛇を見たことから、お釈迦さまの涅槃像を刻んで本尊としたそうです。前の札所の熊谷寺からこのお寺まではとても近く、当然といえば当然ですが、「やなぎや軍団」と遭遇しました。あいかわらず、高らかに鳴り響くぽこぽこ音。でも、さいわいなことに熊谷寺でぽぺがご朱印を頂いている間に、ご朱印をもらわずに回っている「やなぎや軍団」は早々に法輪寺に到着していたため、ぽぺがお参りを始める頃には、「やなぎや軍団」はお参りを終えて、立ち去ろうとしていたのでした。「やなぎや軍団」が立ち去った法輪寺には本来の静けさが戻り、ぽぺは安心してお参りを始めるのでした。でも、やっぱり息はあいません。本堂でのお参りを済ませ、大師堂に向います。大師堂にはペットボトルに入った美しい千羽鶴がありました。この後のお寺でもこの千羽鶴をときどき見かけるのですが、単にお経を唱えるとか、写経をおさめるといったことよりも手間のかかる方法で、祈りのこころを形にする人がいるのだなぁと感心するのでした。お遍路というものは軽い気持ちでまわるひともいますが、こうしたものをみると一人一人が背負ったものの重さを感じます。また、このお寺では始めて托鉢をするお遍路さんを見ました。このときは知識もなく、「大変だなぁ」程度にしか思いませんでしたが、寺の中での托鉢は基本的に禁止されており、このお遍路さんも山門の外で托鉢をしておられました。托鉢も楽ではありません。托鉢という行為は、修行のひとつで、物乞いをして日々の命をつなぐものです。ただ恵んでもらえばいいという形だけのものもありますが、このお遍路さんは本来真っ白なはずの遍路装束も黄色く染まっており、形だけの托鉢をしているのではなく、本当に托鉢によって、命をつなぎながら、遍路をおこなっていたのではないかと思います。まさに命がけの遍路だと思いますが、こうす..
遍路
ぽん
2009-03-01T23:00:00+09:00
2007年10月5日(金) 晴れ 最高気温27度
(徳島県阿波市 9番札所「法輪寺」)
14時35分、9番札所「法輪寺」着。
正式名称は「正覚山(しょうかくざん)菩提院(ぼだいいん)法輪寺(ほうりんじ)」
ご本尊は涅槃釈迦如来さま。「涅槃」とは、本来は煩悩の消し飛んだ悟りを得た状態のことを言いますが、如来(悟りを得た仏さま)の死そのものを指しており、お釈迦さまがお亡くなりになられるときの姿をかたどった像をご本尊としています。このお寺の開基もお大師さまで、この地にやってきたお大師さまが、仏さまの使いといわれる白蛇を見たことから、お釈迦さまの涅槃像を刻んで本尊としたそうです。
前の札所の熊谷寺からこのお寺まではとても近く、当然といえば当然ですが、「やなぎや軍団」と遭遇しました。あいかわらず、高らかに鳴り響くぽこぽこ音。でも、さいわいなことに熊谷寺でぽぺがご朱印を頂いている間に、ご朱印をもらわずに回っている「やなぎや軍団」は早々に法輪寺に到着していたため、ぽぺがお参りを始める頃には、「やなぎや軍団」はお参りを終えて、立ち去ろうとしていたのでした。「やなぎや軍団」が立ち去った法輪寺には本来の静けさが戻り、ぽぺは安心してお参りを始めるのでした。でも、やっぱり息はあいません。
本堂でのお参りを済ませ、大師堂に向います。大師堂にはペットボトルに入った美しい千羽鶴がありました。この後のお寺でもこの千羽鶴をときどき見かけるのですが、単にお経を唱えるとか、写経をおさめるといったことよりも手間のかかる方法で、祈りのこころを形にする人がいるのだなぁと感心するのでした。お遍路というものは軽い気持ちでまわるひともいますが、こうしたものをみると一人一人が背負ったものの重さを感じます。
また、このお寺では始めて托鉢をするお遍路さんを見ました。このときは知識もなく、「大変だなぁ」程度にしか思いませんでしたが、寺の中での托鉢は基本的に禁止されており、このお遍路さんも山門の外で托鉢をしておられました。托鉢も楽ではありません。托鉢という行為は、修行のひとつで、物乞いをして日々の命をつなぐものです。ただ恵んでもらえばいいという形だけのものもありますが、このお遍路さんは本来真っ白なはずの遍路装束も黄色く染まっており、形だけの托鉢をしているのではなく、本当に托鉢によって、命をつなぎながら、遍路をおこなっていたのではないかと思います。まさに命がけの遍路だと思いますが、こうすることによって、「自分が生かされている」「自分の命は自分だけのものではない」ということを切に感じるのだと思います。簡単に命を断ってしまうひとの話をよく耳にしますが、死ぬ気があるのならば、自分の命を他に預けて、遍路をまわるというのも良いのではないかと思います。このときはわかりませんでしたが、今のぽんは、この托鉢のお遍路さんのように「命を預けて遍路をまわってみたい、途中で行き倒れてもいいかも」という考え方がとてもよくわかる気がします。
でも、このときの煩悩に満ちたぽぺは、托鉢のお遍路さんよりも、その前にあるお店で売っていた草もちの方が気になるのでした。
15時、法輪寺を出発。
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ねこぺんろ その9 - 8番札所「熊谷寺」
https://pon41th.blog.ss-blog.jp/2009-02-28
2007年10月5日(金) 晴れ 最高気温27度(徳島県阿波市 8番札所「熊谷寺」)14時10分、8番札所「熊谷寺」着。正式名称は「普明山(ふみょうざん)真光院(しんこういん)熊谷寺(くまだにじ)」ご本尊は千手観音さま。開基はお大師さまで、この地で修行していたおりに、熊野権現が現れて、1寸8分(約5.5cm)の金の観音像を授けられたため、堂宇を建立し、霊木から等身大の千手観音像を刻み、その胎内に授かった観音像を収めてご本尊にしたのが始まりだとか。残念ながら、ご本尊は昭和2年の火災で本堂もろとも焼失してしまったそうです。このお寺の駐車場は実は山門(仁王門)よりも本堂側にありまして、山門→駐車場→中門→本堂の順に配置されています。あとで配置図を確認するまでは中門を山門だと思ってまして、このお寺では山門を拝見することなく、立ち去ってしまいました。山門だと思っていた中門で手をあわせて中に入り、わりと急な階段を上って、本堂へ向います。お寺にたどり着くまではそれほど大変ではなかったのですが、足の弱いぽんは「初やられ」となりましたw写真でお見せできないのですが、この写真ではぽんは手すりにもたれかかってぐったりしてます。まぁ、今見ると、まだまだやられ方が足らないようで、顔は笑顔なんですよね。このあとのやられっぷりったら、こんなもんじゃないんですが…やられたとは言っても、ゆっくりもしていられませんから、ぺんさんに引っ張られながら本堂に向かい、あいもかわらず息のあわないお経を唱えてお参りを済ませます。普通は本堂をお参りした後は、そのまま大師堂へお参りに行くのですが、このときは大師堂が修理中であったため、一旦外に出て、仮大師堂へ向います。中門から中に入るときは階段をのぼってくぐりましたが、すぐ横に坂道もあり、かえりはぺんさんの後をついていき、中門をくぐらずに坂道の方から帰ろうとしてしまい、危うく門をくぐらずに外に出てしまうところでした。こういうところはとても気にしてしまうぽんです。わざわざ道を引替して、あらためて中門で手を合わせて外に出たのでした。仮大師堂は門から少し下ったところにあり、実に民家チックな建物でした。何しろ、アルミサッシの向こうにお大師さまが祀られてましたから。…。……。…!!仮大師堂にいました…。やなぎや軍団…。ちょうどお参りをするところで、お線香をあげるのも「やなぎや軍団」に圧倒されましたが、読経では完敗です。ぽこば..
遍路
ぽん
2009-02-28T23:00:00+09:00
2007年10月5日(金) 晴れ 最高気温27度
(徳島県阿波市 8番札所「熊谷寺」)
14時10分、8番札所「熊谷寺」着。
正式名称は「普明山(ふみょうざん)真光院(しんこういん)熊谷寺(くまだにじ)」
ご本尊は千手観音さま。開基はお大師さまで、この地で修行していたおりに、熊野権現が現れて、1寸8分(約5.5cm)の金の観音像を授けられたため、堂宇を建立し、霊木から等身大の千手観音像を刻み、その胎内に授かった観音像を収めてご本尊にしたのが始まりだとか。残念ながら、ご本尊は昭和2年の火災で本堂もろとも焼失してしまったそうです。
このお寺の駐車場は実は山門(仁王門)よりも本堂側にありまして、山門→駐車場→中門→本堂の順に配置されています。あとで配置図を確認するまでは中門を山門だと思ってまして、このお寺では山門を拝見することなく、立ち去ってしまいました。
山門だと思っていた中門で手をあわせて中に入り、わりと急な階段を上って、本堂へ向います。お寺にたどり着くまではそれほど大変ではなかったのですが、足の弱いぽんは「初やられ」となりましたw
写真でお見せできないのですが、この写真ではぽんは手すりにもたれかかってぐったりしてます。まぁ、今見ると、まだまだやられ方が足らないようで、顔は笑顔なんですよね。このあとのやられっぷりったら、こんなもんじゃないんですが…
やられたとは言っても、ゆっくりもしていられませんから、ぺんさんに引っ張られながら本堂に向かい、あいもかわらず息のあわないお経を唱えてお参りを済ませます。
普通は本堂をお参りした後は、そのまま大師堂へお参りに行くのですが、このときは大師堂が修理中であったため、一旦外に出て、仮大師堂へ向います。
中門から中に入るときは階段をのぼってくぐりましたが、すぐ横に坂道もあり、かえりはぺんさんの後をついていき、中門をくぐらずに坂道の方から帰ろうとしてしまい、危うく門をくぐらずに外に出てしまうところでした。こういうところはとても気にしてしまうぽんです。わざわざ道を引替して、あらためて中門で手を合わせて外に出たのでした。
仮大師堂は門から少し下ったところにあり、実に民家チックな建物でした。何しろ、アルミサッシの向こうにお大師さまが祀られてましたから。
…。
……。
…!!
仮大師堂にいました…。
やなぎや軍団…。
ちょうどお参りをするところで、お線香をあげるのも「やなぎや軍団」に圧倒されましたが、読経では完敗です。ぽこばぁが奏でるぽこぽこ音の大音響にただでさえ、息のあわないぽぺは完全にペースを乱され、ちゃんとお経が唱えられたのか、あやしいほどでした。こんなことでこの先ちゃんとやっていけるのか…。ぽこぽこ音の余韻にくじける二人でした。
肩を落とした二人は駐車場横の納経所へ行って、ご朱印を頂きました。徹底的にやられた感のある二人でしたが、もう3ぴきの仲間たち、「キリンA」「ぱからん」「うりうり」はまだまだ元気でした。
14時30分、熊谷寺を出発。
ここでご朱印とお姿をご覧頂きましょう。
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ねこぺんろ その8 - 7番札所「十楽寺」
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2007年10月5日(金) 晴れ 最高気温27度(徳島県阿波市 7番札所「十楽寺」)13時33分、7番札所「十楽寺」着。正式名称は「光明山 蓮華院 十楽寺」ご本尊は阿弥陀如来さま。このお寺の開基も前の安楽寺と同じく、お大師さまが現在地より3kmほど離れた当時の十楽寺谷を訪れて、阿弥陀如来を感得し、像を刻んでご本尊としたことが始まりだとか。このお寺よりも前のお寺にもあったのですが、始めて「宿坊」をそれと意識してみました。宿坊というのはお寺の宿泊施設です。といっても、実際にはお寺が経営する旅館といった性格が強く、本来は煩悩を一切捨て去って旅するはずのお遍路さん向けの宿でありながら、「泡般若湯」なる飲み物も飲むことができます。わかりますよね?今回の旅では宿坊にお世話になることはなかったのですが、朝のおつとめを体験できたり、他のお遍路さんとの交流もできたりするので、歩きや公共交通機関でまわる機会があれば、ぜひ利用してみたいと思います。テレビで見たのですが、宿坊ではごはんを食べる前のあいさつで「一粒のお米にも万人の力が加わっています 一滴の水にも天地の恵みがこもってます」と食事にありつけることに感謝をするそうですが、ぜいたくな生活をしている自分たちにはこころに残る言葉です。さて、この十楽寺では、この遍路行記前半で一番記憶に残る登場人物たちと初遭遇しました。言葉が悪くてすみませんが、通称・黄泉路軍団「やなぎや軍団」です。この軍団は、団体遍路の人たちで、お先達と思われるかなり高齢のやさしそうなお坊さんと、60~70代と思われる女性5~6人と、彼らがチャーターしたと思われる「やなぎや」さんという宿(旅行会社)の運転手さんで構成されています。この近道を知り尽くした運転手さんが運転するレインボーカラーのマシン「やなぎや号」(ぽぺ命名)に乗り込んで、細く険しい道のりも手馴れた運転でくぐり抜け、駐車場が離れたお寺でも門前に乗り付けて、軍団のみを下ろし、次から次へとお参りしていくという方法で、まわっておられました。ご朱印も頂かず、ただお参りだけをする団体でしたから、女性たちもかなり遍路経験豊富なおばちゃんたちのようでした。それだけに、手馴れているというか、一直線というか、初心者遍路を寄せ付けぬ迫力で、次から次へと「やっつけていく」というかんじでお参りをされます。特におばちゃんたちのリーダーと思われる「ぽこばぁ」(ぽぺ命名)はかなり手強く、..
遍路
ぽん
2009-02-27T23:00:00+09:00
2007年10月5日(金) 晴れ 最高気温27度
(徳島県阿波市 7番札所「十楽寺」)
13時33分、7番札所「十楽寺」着。正式名称は「光明山 蓮華院 十楽寺」
ご本尊は阿弥陀如来さま。このお寺の開基も前の安楽寺と同じく、お大師さまが現在地より3kmほど離れた当時の十楽寺谷を訪れて、阿弥陀如来を感得し、像を刻んでご本尊としたことが始まりだとか。
このお寺よりも前のお寺にもあったのですが、始めて「宿坊」をそれと意識してみました。宿坊というのはお寺の宿泊施設です。といっても、実際にはお寺が経営する旅館といった性格が強く、本来は煩悩を一切捨て去って旅するはずのお遍路さん向けの宿でありながら、「泡般若湯」なる飲み物も飲むことができます。わかりますよね?
今回の旅では宿坊にお世話になることはなかったのですが、朝のおつとめを体験できたり、他のお遍路さんとの交流もできたりするので、歩きや公共交通機関でまわる機会があれば、ぜひ利用してみたいと思います。
テレビで見たのですが、宿坊ではごはんを食べる前のあいさつで「一粒のお米にも万人の力が加わっています 一滴の水にも天地の恵みがこもってます」と食事にありつけることに感謝をするそうですが、ぜいたくな生活をしている自分たちにはこころに残る言葉です。
さて、この十楽寺では、この遍路行記前半で一番記憶に残る登場人物たちと初遭遇しました。言葉が悪くてすみませんが、通称・黄泉路軍団「やなぎや軍団」です。
この軍団は、団体遍路の人たちで、お先達と思われるかなり高齢のやさしそうなお坊さんと、60~70代と思われる女性5~6人と、彼らがチャーターしたと思われる「やなぎや」さんという宿(旅行会社)の運転手さんで構成されています。この近道を知り尽くした運転手さんが運転するレインボーカラーのマシン「やなぎや号」(ぽぺ命名)に乗り込んで、細く険しい道のりも手馴れた運転でくぐり抜け、駐車場が離れたお寺でも門前に乗り付けて、軍団のみを下ろし、次から次へとお参りしていくという方法で、まわっておられました。ご朱印も頂かず、ただお参りだけをする団体でしたから、女性たちもかなり遍路経験豊富なおばちゃんたちのようでした。
それだけに、手馴れているというか、一直線というか、初心者遍路を寄せ付けぬ迫力で、次から次へと「やっつけていく」というかんじでお参りをされます。特におばちゃんたちのリーダーと思われる「ぽこばぁ」(ぽぺ命名)はかなり手強く、お坊さんすら後に置き、急な階段もすたすたと駆け上がり、お参りする場所を確保して、他を寄せ付けぬ勢いで、手持ちの木魚をぽこぽこと高らかに鳴り響かせて、お経を唱えるという初心者泣かせこの上ない方でした。
また、おばちゃんたちもかなり手強く、お線香やお賽銭をあげるときもこの軍団が終わるまでは近づくことすら難しい迫力です。あ、決してマナーが悪いわけじゃないんですよ。初心者が遠慮してしまう気迫で回っているってことなんです。お線香をあげるときに「どうぞ」と言ってもらったこともあるのですが、恐れ多くて「いえいえ、とんでもない、お先にどうぞ」と逃げ腰になってしまいました。
強力な破壊力を持った「やなぎや軍団」が、この旅最大のライバルとなるとは、この時点では知る由もなかったのでした。
このお寺でのお参りは「ぽこばぁ」の奏でる「ぽこぽこ音」とおばちゃんたちの迫力に完敗し、ただでさえ、息のあわないぽぺは、お経を唱えることすらまともにできない状態で、なんとかお参りを済ませました。
「急がないと次のお寺でもやられる」と脅迫観念にとらわれたぽぺは急いで十楽寺さんを後にしたのでした。
13時55分、十楽寺を出発。
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